錆びた太陽

感想
51
  • 錆びた太陽
    464ページ
    637登録

    あらすじ・内容

    「最後の事故」で、人間が立ち入れなくなった地域をパトロールしているロボット「ウルトラ・エイト」。彼らの居住区に、ある日、人間が現れた。国税庁から来たという20代の女性・財護徳子。人間である彼女の命令に従わざるを得ないロボットたち……。恩田陸の想像力が炸裂する本格長編小説。

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    感想・レビュー(118)

    昭和はテレビっ子だらけだ。しかし、そんなことに感心している場合ではない。この状況は一体なんだ。状況はシビアだが、どこか軽い。メッセージ性の強い物語だと思ったが、その状況よりも財護のキャラばかり気になってしまう。面白かったが謎が残った。そしてストレイテナーを聞いてみた。なるほど、この曲はそんなイメージなのか。
    ナイス ★20 コメント(0) - 4月26日
    久々のSF。恩田ワールド全開だけど読むのに時間かかったなぁ。面白いけど!これまでの作品のどの系統でもないな。改めて幅の広い作家だと思う。クリスマスのアンソロジーにも日本の郷土料理シリーズ出て来てたよね…?
    ナイス ★5 コメント(0) - 4月26日
    おちゃらけた名前の数々に飄々とした徳子さん。制限区域内のゾンビもどきの人間とロボットとの対決は、なかなか、シュール。アルジャーノンに花束を⁈そこここにパロディが張り巡らせてあって、可笑しくて、でも、考えたら凄い怖い話で、不思議な物語だった。
    ナイス ★41 コメント(0) - 4月25日
    おっそろしく時間がかかりましたがようやく読了。テロリズムによる原発事故で立ち入ることが出来なくなった地区で働くアンドロイドたちと、そこに訪れた国税庁の財護徳子(ざいごとくこ)の奇妙なやりとりから始まる近未来SF。アンドロイドがやたら人間くさかったり、やることなすこと昭和のドラマ風だしかなり不思議な物語なんですが、そこにさらにゾンビみたいなのが出てきて不穏な空気が漂い出す。うん、これは苦手な方の恩田作品だと思いましたが、結構面白く読めました。財護さんの思惑には不意を突かれた思いでしたが、あり得ない人でした。
    ナイス ★16 コメント(0) - 4月25日
    ☆2.5
    ナイス ★2 コメント(0) - 4月24日
    著者の趣味か?の懐かしい名前。起こりそうな未来。
    ナイス ★19 コメント(0) - 4月23日
    なかなかどうして・・・。恩田陸の直木賞と本屋大賞を取った例の奴はまだ図書館の順番が来ていない。あと30人以上。今月初め頃に読んだ恩田作品は救いようがなかったけれど、こちらはほとんどコメディだ。登場人物(と、呼んでいいか?)の名前からしてふざけている。最後もあっけらかんとしたものだ。ただ「風の谷のナウシカ」と同じような状況であるから本当は深刻だ。しかも、今の世界情勢の最悪のシナリオの未来はこういうものではないかとも思えてきて背筋がうそ寒い。読み終わってしばらくして、シュールさと恐怖が襲ってくる。不思議。
    ナイス ★9 コメント(0) - 4月23日
    放射能に汚染され、国土の殆どが制限区域となった日本。その制限区域内でのロボットと国税庁職員の物語。不安定で利己的で不合理な人間たちの歴史。最終的には人類の利益を守るために行動することが義務付けられているロボットたちは、人間たちの不安定さに振り回される。「人間を信じ切るには、あまりにも彼らは前科がありすぎる」。「わたしたちはとちも不条理で嘘臭くて、もはや笑い飛ばすしかない世界に生きている」。このことを感じさせてくれた恩田さんに、感謝。(あ、でも徳子はあんまり好きじゃない。)
    ナイス ★35 コメント(0) - 4月22日
    面白かった~。徳子さん、面白すぎる。職務まっしぐら。ボスたちも面白い。博士はすごいお方そうだった。
    ナイス ★4 コメント(0) - 4月22日
    ふざけた内容かと思いきや、いろいろするどいとこあり笑いありでサクサク楽しく読了
    ナイス ★7 コメント(0) - 4月21日
    昭和のかほりがプンプン。なかなか面白いものを見せていただきました。恩田さんありがちなモヤモヤもなかったし。
    ナイス ★8 コメント(0) - 4月20日
    aya
    財護徳子を好きになれず、いらってさせられたのが残念。
    ナイス ★2 コメント(0) - 4月20日
    面白かった!なんだか上からになってしまうけれど、蜜蜂と遠雷以来、恩田陸さんが物語を終わらせる力をつけた気がしてならない。錆びた太陽は錆びた日の丸、ということなのかな。自分も選べる人でありたい。
    ナイス ★5 コメント(0) - 4月20日
    昭和のいろいろをパロディーで取り上げてコメディタッチに仕上がってはいるが、この作品の世界は限りなくリアルでシビア。特に目先の利益しか考えない日本政府が行おうとしている計画というのが、笑えないほどあり得る話でコミカルな掛け合いの中でぞわりと肌が泡立った。笑えるけど笑えない、錆びた太陽。挿絵も大迫力で目を奪われる。
    ナイス ★33 コメント(0) - 4月19日
    久々に恩田ワールドのSFだった。 文章が軽快でリズムよく読み進めて、人間とヒューマロイド、ゾンビ?それぞれの独自の思考があり、その掛け合いが微妙にずれていて楽しかった。
    ナイス ★5 コメント(0) - 4月18日
    環境保護団体が原発を爆薬で破壊したことから起こる放射能汚染。制限区域で作業するロボットの元に国税庁から派遣された謎の女性が訪れて実態調査を行います。ゾンビに課税することを考えたり、政府の核のゴミ箱計画の阻止とシビアなお話なのにぷっと笑ってしまうようなネタが随所にあり、楽しみながら読みました。登場人物がボス、マカロニ、ジーパン、デンカ、ヤマ、ゴリ、チョー、シンコ。乗り物も一番星、サンダーバード2号にワイルド7号。終いには、ボスが「僕は死にましぇーん❗️」と言う。シビアなお話なのに笑える不思議なお話でした。
    ナイス ★3 コメント(0) - 4月18日
    新宿の【太陽】が、放射能汚染にまみれた未来を救済していた。伸子、君は忘れられたのか?と思っていたら、8人目として席があてがわれニンマリ。恩田さんは島さんのファンだったのでしょうか、発言権を与えていましたね。ここまで読んでピン!と来る方はなかなかいないでしょう。キーワードから閃いたとしても、秘密ですよ。真実を隠し国民を欺く政府の“人間”より、“ロボットやマルピー”が見せた人間性を信じたいと思った。性質が違っても『人間』らしさは宿る、『人間』の定義に揺さぶりをかける作品だった。3.3/5
    ナイス ★43 コメント(0) - 4月18日
    恩田さんは懐が深いです
    ナイス ★13 コメント(0) - 4月16日
    蜜蜂と遠雷の次の短編が物足りなかったので、長編ということで、期待して読み始めて、お〜ぉSFか思い上田早夕里ばりの壮大な話を期待したが、良くも悪くも軽い軽すぎるパロディ?サンダーバード?ワイルドセブン?懐かしいがあまりにも??
    ナイス ★10 コメント(0) - 4月16日
    直木賞受賞後長編第一作!面白くて、すぐに読み終えました。大好きな恩田さんの本の装画が、大好きな荒井良二さんというのが嬉しすぎます。原画が見たいです。
    ナイス ★19 コメント(0) - 4月16日

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