君は月夜に光り輝く (メディアワークス文庫)

感想
213
  • 君は月夜に光り輝く (メディアワークス文庫)
    324ページ
    1559登録

    あらすじ・内容

    選考に関わる全ての人の心を震わせた、第23回電撃小説大賞≪大賞≫受賞作

    この圧倒的感動に、山口幸三郎、綾崎隼も大絶賛!
    読む人すべての心をしめつけ、4,878作品の頂点に輝いた、最高のラブストーリーがここに――。

    大切な人の死から、どこかなげやりに生きてる僕。高校生になった僕のクラスには、「発光病」で入院したままの少女がいた。月の光を浴びると体が淡く光ることからそう呼ばれ、死期が近づくとその光は強くなるらしい。彼女の名前は、渡良瀬まみず。
    余命わずかな彼女に、死ぬまでにしたいことがあると知り…「それ、僕に手伝わせてくれないかな?」「本当に?」この約束から、止まっていた僕の時間がふたたび動きはじめた――。

    「しっとりと心に染み渡る、美しい恋物語」「参りました。泣きました。生きていく――そのための力を読者にプレゼントしてくれる」と、なみいる選考委員も涙した、第23回電撃小説大賞≪大賞≫受賞作。
    刊行にたずさわったみんなの心を揺さぶった、“今を生きる”すべての人に届けたい感動のラブストーリー。

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    感想・レビュー(431)

    素敵で切ない話。一緒に死のうなんて思えるほどの恋がしてみたいと少し思いました。
    姉の死と未だに向きあえない卓也と難病を患うまみずの物語。読み始める前にまだ出会ったこともなく未来が決まってしまった少女に恋をするだろうかという疑問が浮かびました。でも読み始めてみるとそんな疑問も感じずに物語に入りこめた気がします。重い題材ですが重々しい雰囲気はなくすんなりと読めました。大切な人の死と向き合うということはまだ経験したことがありませんが想像するだけでも辛いです。それでも前に進んだ彼らの物語はとても素晴らしいものだと思いました。まみずの言葉はこれからを生きていく私の心にも響くものでした。
    『意味なんて、人間の感違い』… 「あとがき」にあったが、「死にたい」と思う感情は、当たり前の世の中になってしまったのかもしれない… それでも歯を食いしばって前を向いている人は、とても多く存在するのだろう。 主人公の新しいイヤホンが壊れないことを祈るとともに、壊れた時には開かれた未来が目の前にあることを信じて。。
    ナイス ★38 コメント(0) - 4月26日
    自分も高校の時にこんなに人を好きになるような恋愛してみたかったなぁ…内容的には良かったけど、同じ難病ネタとしては個人的にはキミスイに軍配かな。
    ナイス ★12 コメント(0) - 4月25日
    積み本でしたが、良作という評判はかねてより。鼻の奥がツーンと。筆致がどうのは、どうでもよいです。ただ、物語を人に伝え、書くべき作家さんがまた一人誕生したなと。静かに優しく、頁を追うごとに重く哀しく。姉の自殺を背負った主人公岡田くんと、難病の同級生まみずの切なく死が二人を分かつまでのボーイミーツガール。時にコミカルに時にシリアスに二人の関係が、近づくほどに別れの時も。まみずが去ってからのラスト数頁でしっかりまみずと残されたものの双方を救いました。ラストメッセージが、愛してます。次作たのしみです。
    ナイス ★48 コメント(0) - 4月25日
    う~ん…色々と惜しい。悪くはないんだけど、宣伝文句やオビの煽り文句は例によってかなり大袈裟。/その一番の原因は主人公だろう。姉を失ったという暗い過去を背負っているとはいえ、次々とヒロインの依頼をこなす主人公は人間じゃなくてサイボーグか何かか。そんな印象。筆致の上手い作家なら、この辺の微妙な心情を上手く表現してくれそうなんだけど…。新人だし、この辺は今後に期待ということで。/余談だが、生徒に手を出したり、怒りに任せてコーラをぶちまけるような担任が不快。
    ナイス ★13 コメント(0) - 4月25日
    卓也もまみずも私にとっては近しい人間だった。 今まで生きてきて、大切な人を亡くしたことがある。そして、死のうとしたことがある。このことが、私を2人に近づけさせた要因だろう。 だから、わかる。2人の精神はギリギリだったと。だけど、愛し合えた。一番そばにいるのがこの世で一番愛する人だったから。愛し合うということはとてつもなく難しいことなのに。 愛ってなんだろう?死ぬってなんだろう?生きるってなんだろう?この三つはきっと永遠にわからない。だからこそ、人は知りたくなるのだ。 死にたい日もある。けど、私は生きたい。
    ナイス ★45 コメント(3) - 4月24日
    87点
    ナイス ★4 コメント(0) - 4月24日
    あらすじからもわかる通り、これは『死』の物語です。登場人物それぞれが死と向き合っており、悲しい過去と現実を持ちながらも前に進む姿に久々に感動しました。『死』というものが悲しむだけのものではないとまみずに、そして作者佐野徹夜氏に教えられた気がしました。発光病で余命わずかのまみずは、実は登場人物達を輝かせるために、悲しませないために発光していたんではないかと読後はそんな事考えてしまうくらい後味が良くイイ物語でした。
    ナイス ★17 コメント(0) - 4月24日
    クラスメイトに『発光病』という病に冒されている少女がいて、彼女が入院している病院に主人公の少年がお見舞いすることになって・・・。作品全体が透明感のある雰囲気だったので、『人の死』が扱われている割りには重苦しさは少なかったです。
    ナイス ★36 コメント(0) - 4月23日
    序盤は時折現れる死という絶望があれど、楽しんでいる様子が描かれてて、テンポ良く読む事が出来ます。しかし、中盤以降この絶望感が大きくなり重く伸し掛かってくる。そんな緩急のある小説だと思います。
    ナイス ★14 コメント(0) - 4月23日
    難病ネタ。多いなあ。飽きた。「死・性・暴力」をテーマにすれば何とかなるって、誰かが言ってたなあ。ともあれ・・・。一番悲しいのは恋人の後を追って亡くなったお姉さん。二番目が、好きな人の病気見舞いに、友人を行かせたばっかりに、好きな人を取られてしまった香山くん。
    ナイス ★15 コメント(0) - 4月23日
    「半分の月がのぼる空」、「君の膵臓をたべたい」といった不治の病気少女もののひとつ。この物語の病気はタイトルどおり体が光るという架空の病気。オーソドックスな展開で進行していくが、むしろヒロインが死んだ後のエピソードに良さを感じた。
    ナイス ★14 コメント(0) - 4月23日
    君の膵臓を食べたいと似ている。話の題材がほぼ同じなので、キャラクターの性格などが似てしまうのは当然のことでしょうか……。 医療や精神についての予備知識があるからかな?どうしても物語に感情移入が出来なかった。あくまで主観ですが……。
    ナイス ★16 コメント(0) - 4月22日
    大切な人の死から、どこかなげやりに生きてる僕。高校生になった僕のクラスには、「発光病」で入院したままの少女がいた・・・   まみずと卓也の楽しそうなやり取りが、結末がわかっているだけに切なくてたまりません。何度も胸が苦しくなった美しいラブストーリーでした。
    ナイス ★26 コメント(0) - 4月20日
    発光病のまみずの「死ぬまでにやりたいこと」リストを代行する卓也の話。「君の膵臓を食べたい」に少し似ているとこがある。代行中の卓也は面白かった笑。途中病んじゃったりしてたけど、最後は良かったんじゃないかなと思う。ICレコーダーでのメッセージとか泣けた。卓也が飛び降りようとしたあの時、「卓也くんはもうすぐ死ぬ私に憧れてる」って言った時、なるほどって感じだった。これは読んでほしいな
    ナイス ★23 コメント(0) - 4月20日
    綾崎隼さんの推薦文を見て買った 面白くて、切なくて、いじらしい作品でした 卓也とまみずの関係、まみずの本当の想い、卓也の変化と鳴子に対する気持ち、全部、あって最後の完結に向かうことがきれい 不治の病の作品は生きていこうと思わせてくれるから好きです
    ナイス ★15 コメント(0) - 4月20日
    男女が関係するストーリーで、住野よるさん「君の膵臓をたべたい」と似ています。一気にズバっと読んだのであとがきに入った時は少しの安心感(ジェットコースターの最後、急にスピードが緩まる感じ)がありました。そうはいっても、やっぱり寂しい、まみずに死んでほしくなかった。最後に人の死を見たのは幼稚園?のとき。おばあちゃんの事だが、全然記憶にない。もしこれから身近の人が死んだら、自分はどのように変わるのだろう。もしかしたら変わらないかも。変わらないかもしれないことが怖い。
    ナイス ★16 コメント(0) - 4月19日
    ◯電撃小説大賞受賞で話題になってたので楽しみにしていた作品。生意気なコトを言わせていただければ、デビュー作というコトで正直拙い箇所もありましたが、この作者の読ませる力に脱帽。次の作品も楽しみです。発光病を発症してしまい寿命ゼロという女子校生のまみずと新学期に同級生となった卓也が出会うところからはじまります。まみずのやりたいコトを卓也が、自分自身で体験していくところなんかはコミカルに描かれていますが、その反動で後半に行くにつれて辛さが増していきます。まみずが喜怒哀楽の良く出るキャラクターで好感がもてました。
    ナイス ★34 コメント(0) - 4月19日
    難病ものを続けて読んでしまったせいでうんざりしてしまったのはこちらの事情であって、この物語の評価とは関係がない。一言で言えば、死んだように生きていた少年の蘇生物語。
    ナイス ★15 コメント(0) - 4月19日

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