装幀室のおしごと。 ~本の表情つくりませんか?~ (メディアワークス文庫)

感想・レビュー(58)

前に「本の顔」という装丁家の方の本を読んでいたので、ゲラを読まないで売れるデザインを考えるという巻島の発想はさほど抵抗が無く、むしろ善意をごり押ししてくるわらべの方に拒否感が・・・巻島がどんなデザインで決めてくるかが面白く、最終章のパンドラの箱もちょっと見てみたいと思いました。ただ、業界ものとしては楽しめたけれど、キャラクター的には乗れなかったな~ラストも唐突すぎて、恋愛フラグは勘弁してほしいとさえ・・・この辺は好みの問題だと思いますが。
ナイス ★1 コメント(0) - 3月26日
会話のテンポも良く、くど過ぎず、軽すぎない展開で面白かった!本の表情、つまるところ装幀についてあまり気にしたことないけど、そう言えばジャケ買いというのを過去に何度か経験しているのを思い出し、本の一つ一つがこうやって作られていくのを知り、ますます本が好きになった。最後、巻島とわらべがまさかの正体を明かし、だからこそベストパートナーになれるんだと確信。続き出ないかな。
ナイス ★2 コメント(0) - 3月25日
本に関わるお話が好きで、尚且つ本の装幀(装丁)も購入理由の私は、書店の平台にこの作品を発見した時、自ずと喜びに包まれた。本は装丁も含めてひとつの作品である。特に単行本の場合はあらすじの紹介も無いので、初めて読む作家さんの場合は装丁が醸し出す雰囲気で相性を模索する。加えて装丁から出版社の作品への想いの熱量も伝わってくる。さて、本作品はお仕事ミステリーである。才能豊かなツンデレ男子と、感情ばかりが先走るオトボケ女子の漫才コンビそれぞれに隠された秘密とは?作者は明らかに男性の名前だが女性とも思える節も…。
ナイス ★15 コメント(0) - 3月24日
装幀の話。あまり意識はしていなかったけれど確かに表紙や帯を結構見てるし良い感じのものを見ると衝動的に買ってしまうのを思い出して、なんか面白かった。ただどうしても主人公が感情的に動きすぎている感じがあって自分と合わなくて入り込めなかったのが残念。内容は良かった。
ナイス ★8 コメント(0) - 3月23日
臨場感あふれまくる装丁の現場。これは面白くてためになる!
ナイス ★2 コメント(0) - 3月23日
★3.9
お仕事本。なかなか可愛いお話で素敵でした。本好きのGデザイナーとしては装幀のお仕事は憧れの仕事の一つです。ビジネス書ならやったことあるけど、小説はやったことがないので、私もやってみたいな〜w ただ、デザインの原点は文字組みw 文字のみのシンプルなデザインは難しく力量が必要なので、ホントはチャレンジしがいがあったりしますwww
ナイス ★4 コメント(0) - 3月21日
自分は好きな作家以外は表紙とあらすじだけ見て買うことが多いから装幀が本の売り上げを左右するって主張にはなるほど、と思わされた。好きな本を他人に言葉で説明するのも大変なのに表紙だけで伝えることっていうのは凄く難しいことだと思う。この本のカバーがいつものメディアワークス文庫と違う所にも本を作る人の愛が感じられていい
ナイス ★7 コメント(0) - 3月21日
タイトル買い。こうやって本は読むけど、装幀家については全く知らなかったので面白かった。 ただ、読んでいて思うんやけど出来上がった本がどんな感じになったのかイラストでみたかったな。 私の脳内では、文章だけだと想像が思い浮かばないので… それにしても、わらべが作家で巻島がわらべの本を装幀してて、再びこの二人が偶然にも出会うとか凄すぎ
ナイス ★4 コメント(0) - 3月16日
本の装幀を作る装幀家が主役のお仕事小説。キャラクターが際立っており、ストーリー展開はお仕事小説における王道中の王道、故にシンプルに面白い。クライマックス直前、静かに絶句し5秒間息が止まった…!本は紙で読む派で、かつミステリ好きであったら絶対にハマる。「誰に何をどう思わせるかはっきりさせろ。」装幀の存在意義、誰の/何のためのものなのかという議論に繋がっていくシーンでのこの言葉が響いた。
ナイス ★35 コメント(0) - 3月16日
「装幀は本の表情です」内容はともかく、装幀の世界という今まで知らなかった世界を知ることができて勉強になった。作品としては会話文が多く読みやすかったけれど、内容は薄かった。あと主人公よりも巻島の"売ることを目的に装幀を作る"という考えの方が現実的であり、共感できた。巻島には最後までこの考えだけで通して欲しかったかな。でも、この本を読んで装幀をじっくり観察することも本を楽しむことの1つであると教えられた。
ナイス ★11 コメント(0) - 3月15日
わたしは本が好きで、本の販売の場にいるので、「本の中身をよく理解して、その表情を造るのが装幀です」という意見も、「なによりもまず読者に手に取ってもらわなくてはならない。装幀で大事なことは売れることだ」という意見も、同意できてしまう。本の内容に相応しければシンプルでもうつくしいと思い、でも売る立場で見ると、これは装幀で損してんなーと思う本もあります。そういう二つの意見が対立するこの作品、自分の好みもあれこれ考えて楽しく、「装幀なんていらない」という小説家のセリフを蹴っ飛ばしたくなりました。いるよ、大事だよ!
ナイス ★34 コメント(0) - 3月15日
まさに本の表情というべき”装幀”。そんな表情を作る「装幀家」たちにスポットをあてたお仕事小説。私は本屋でジャケ買いする事が多々あるので巻島の言う事は良く分かります。勿論内容に全く合っていない表紙もどうかとは思います。正反対の考え方を持つわらべと巻島、反発しあっていた二人が最後は協力し窮地を切り抜ける展開が良かったです。足りない部分を補いあうこの二人、いいコンビニなりそうですね。
ナイス ★10 コメント(0) - 3月14日
装幀とは本を飾る仕事。それが売るための行為なのか着飾ってより美しく見せるための行為かという別々の意見で対立しながらも互いを理解し合うコンビ。売るために読書を引き付けなければ意味ないけど内容と合致してないと「表紙詐欺」なんて言われるから難しい仕事だと思う。ストーリーとして実に上手に着地させていてお見事というしかない。装幀を扱っているだけにカバーの紙が他のと違うのは狙ってるんだろうか。
ナイス ★20 コメント(0) - 3月13日
初読み作家さんです。私も悩むときはジャケ買いします!今回?今回はタイトルそして、表紙に呼ばれました。『まずは手にとってもらわないと』そうです。売らなきゃいけないと言う出版社サイド側の巻島と、『本の表情にはまずゲラを読まなきゃ!』という本河わらべ。そうそう!対立しますよ~作家さんとも上司とも営業ともね。グッと来るところもあります。これは想定外でした。装丁だけにww作品楽しく読ませていただきました。
ナイス ★11 コメント(0) - 3月13日
確かに「手にとってもらう」という点はとても大事。 ただし売れることだけにフォーカスしてしまうといけないんですよね。 装幀は面白い&奥深いと思います。
ナイス ★3 コメント(0) - 3月10日
最後の方が無理やりすぎ。
私も本をジャケ買いすることがあるので装丁が購買の切っ掛けになるというのは理解できるけど、売れることばっかり考えられてるっていうのも心情的にちょっとなぁ。ゲラもしっかり読んだ上で情に流されないのが良いんじゃない?って思うけど、なかなかそれも難しいのかな。
ナイス ★5 コメント(0) - 3月8日
デザインは鈴木享さん。イラストはukiさん。これは読まなきゃでしょう!と思って購入。表紙には付箋で「装幀者:鈴木享」とあり思わずニヤニヤ。他にも校了紙とかが散りばめられてあって細部まで眺めていたい表紙。表紙が素晴らしすぎたせいか中は割と普通でちょっぴりがっかりでした。
ナイス ★1 コメント(0) - 3月8日
売れる本が良いのか、自分のこだわりを押し通すべきなのか、表現者として悩む女性装幀家の奮闘がよかった。装幀家にスポットが当たることは、あまりないため、もっとこの仕事を世の人に知っていただきたいと思う。
ナイス ★62 コメント(0) - 3月6日

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