歪笑小説 (集英社文庫)
本の追加
読書したみんなとコメント・感想(725)
出版社や小説家など、本に関わる人たちにまつわる連作短編集。シリーズの中ではちょっと毛色の違う作品。本に関わる人たちの顔が少し見えたような気がする。しかしこの人の本は本当に読みやすいなー。
周りの人と全く異なる自分独自の思い込みって大事だなぁと思いました☆色々周りが気になる人にとってはこの思い込むというのは大切なのかもしれないなぁと感じました☆
「きっと面白くなかろう」と勝手に思い込んで、今まで敬遠していたけれど、某氏に渡されて読んでみた。最初の2編までは案の定、面白くなくてそのまま放置していたけれど、3編目以降は、いかにも作られた感動物を呈していて、分かってはいたけれど涙脆い身として容易に泣かされてしまった。うん、良い小説でした。シリーズ4作目らしいので、今までのも読んでみたい。
<ネタばれかも> あの唐傘ザンゲが、「魔境隠密力士土俵入り」で第百三十五回直本賞受賞!(爆) ゾフィー、キムコ とともに読んでみたい。 小説業界の裏側が面白かった。 作者の「作家もいろいろ大変なんだよ」というメッセージもしっかりキャッチ。 私にとって”歪笑”というより”爆笑”した本でした。
小説家、編集者、読者とその他もろもろの本に関わる人たちの日々交々がちょっと大げさに描かれている。ここまで暴露してもいいとかと、東野圭吾も太っ腹だが、出版した集英社にもエールを送りたい。
東野さんも、こういう小説書くんですね。一話一話がすごく面白く、出版社の裏の顔もちらりとみえた気がしました。熱海さんはなんと阿呆と言うか間の悪いと言うか残念な人間だけど、憎めないキャラがいい。笑
笑小説シリーズの4作目ですが、笑えるお話ではありませんでした。毒笑小説の収録作の続編だからこのタイトルを冠したのでしょうが、他のシリーズ作と比べるとかなり異質で、出版業界裏話です。デフォルメは加えられているのでしょうが、「なるほどねー」と感心してしまいました。
灸英社に金潮書店、剛談社のように登場する名前はすべてモデルがあるのだろうか?それにしても『虚無僧探偵ゾフィー』、『撃鉄のポエム』って…。最後の最後までフィクションが貫き通してあるので笑った。
面白かったー。また違った攻め方のストーリー展開。「なんだ、今回は短編小説か」と目次を読んで思っていたのですが短編が一連の流れでつながり、読者を飽きさせない。『スライディング土下座』にはやられました。仕事で一度使ってみたいと思います。獅子取さんのキャラクター凄い好きです。続編も期待したい内容でした。
ナイス
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
コメント(6)
- 02/21
こんなに笑える小説は初めて。満員電車で何度も噴出しかけて、必死にこらえた。東野さんがこんな小説を書くなんて知らなかった。早くこのシリーズを読むべきだったと悔やむ。伝説の編集者、勘違い野郎の作家たち、出版社主催のコンペ、文学賞最終候補になり専業作家を夢見るサラリーマン、マネージャー気取りの新人作家の恋人VS編集者、文芸雑誌・文学賞のからくり、売れない作家を売るための出版社の戦略、娘の結婚相手は年収350万の小説家などなど、どれがフィクションかノンフィクションかが分からない。東野さんあの原稿料は本当ですか。
ナイス
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
コメント(3)
- 02/21
本屋でかなりフィーチャーされてる東野圭吾の笑シリーズに手を出してみました。作家さん、編集者さん、出版社さんの動きにスポットを当てた、シニカルなギャグが満載。音楽家以上に、作家というのは特殊な職業ですね。灸英社、直本賞など、あまりにもわかりやすいパロディネームがツボです。
東野作品2作目。長編を追いかけだしたら大変なことになるので、とりあえずこのシリーズを制覇しよう。それにしても、自分の職業をここまで揶揄できるのは、大ベストセラー作家の貫録なのかな。無名の作家が書いたら、出版社や編集者への単なる愚痴になっちゃうからねぇ。深く考えず、、軽く笑って読める本もたまにはいいなぁ。
東野さんはミステリーだけじゃないのね。爆笑ではない、たしかに歪笑かもしれない。最後のオチに思わず「ふっ」と笑ってしまう話たち。連作短編集はやっぱり好きだな。そして、東野さんもやっぱり好きだな。
久しぶりの東野小説。そして“笑”四部作を制覇。 加賀恭一郎や湯川学も大好きだけど、ブラックユーモアもかなりの絶品。読んでる最中にニヤついたり、鼻で笑っちゃったりして、その瞬間に「またしてもやられたな」って思いました。 今回はブラックの中に温かみが感じられた。そんなホッとできるところもこの作品の良さなのかな。巻末広告は必見。
東野さん初読みです。こんなに面白い方だったとは。ブラックなユーモアが絶品で、読みながら思わず吹きだしては家族に不審がられました。架空の作家の名前や、本の題名が面白くて、面白くて・・・、木林拓成のキバタクはウケました。
読み始めは、違和感を感じ、筒井康隆風か?などと思いながら、気づくと、読み終えていた。素直に、読後感は、面白いといえる。読むことを楽しむことを、久しぶりに感じた。
あちこちでニヤニヤさせられて、面白かったです。作中登場するこの作家はあの人のもじりだな?とか考えるのも楽しいですね。熱海さんの振り回されっぷり、獅子取さんの捨て身ぶり、青山さんのぶちギレ具合などなど笑えたり感心したり。 特に唐傘さんのゴルフの話「序ノ口」、中学生の鋭いツッコミが光る「小説誌」がお気に入りでした。 巻末広告もいいですね~。「魔境隠密力士土俵入り」は、おおぅ!と喜んじゃいました。噂(?)の「撃鉄のポエム」はあらすじを見てもあまり食指が動きません・・・^^;































