光の帝国―常野物語 (集英社文庫)

感想
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  • 光の帝国―常野物語 (集英社文庫)
    283ページ
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    あらすじ・内容

    穏やかで知的で、権力への志向を持たずに生きる常野の一族。人を見通し、癒し、守る、その不思議な能力は何のために存在するのか。優しさと哀しみに満ちた壮大なファンタジー。(解説・久美沙織)

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    感想・レビュー(7896)

    常野物語 -光の帝国- / 恩田陸 常野から来た彼らは、皆それぞれ不思議な力を持っている。日常の中で生きる彼らが、再び巡り会うとき、穏やかで淡い哀しみに満ちた空気が、漂ってくる。今の日本人はもしかしたらどこかに何かを忘れてきたのかもしれない。優しさ溢れる恩田さんらしい一冊。
    ナイス ★8 コメント(0) - 4月26日
    2017本屋大賞を観て、探したらこの本があったので読んだ。ト久しぶりに泣いた、すごい作家だ。常野シリーズ読まねば。
    ナイス ★7 コメント(0) - 4月26日
    私の恩田陸はここから。そして、短編集の面白さを知ったのも。この本を勧めてくれた読書友達に、感謝しかない。初読は、10年以上前。そろそろ恩田さん全制覇が見えてきたので、原点を振り返ってみようと、あれ以来の再読。やっぱり、良かった。自分の目に狂いは無かったというか…。読みながら、何度も涙ぐんだ。大きな流れの中にある温かさと、同時に厳然とある抗えなさ。色んな恩田さんが詰まってて、だからこそこの先あんなに読み拡がって行けんたんだなぁという感慨もあったり。再読して良かった。
    ナイス ★8 コメント(1) - 4月25日
    光の帝国の話が一番良かった。あのお祈りの言葉。恩田陸は二作目だけど、全体的に丁寧で真摯な感じがする。
    ナイス ★8 コメント(0) - 4月23日
    わかったような、わからないような。いや、やっぱりよくわからなかった。シリーズ物のようだけれど、よく分からないからもうやめるか、分かるために先を読むか。迷うなぁ。 ただ、久美沙織さんの解説はとても面白かった。確かに、恩田さんは冷たくて、苦労が絶えず、不条理な世界を、肯定もせず否定もせず、あるがままに受け入れてるよな。綺麗事で包んでごまかさない姿勢が好きだな。
    ナイス ★11 コメント(0) - 4月21日
    恩田さんは「夜のピクニック、蜜蜂と遠雷」からの三作目。 同じ作家さんなのだろうかと思った。力量に感服。短編のそれぞれが長編を読んでいるかのようにだった。最後の岬とミサキの繋がりに気が付いたときは驚いてしまった。恩田作品の幅を広げて読みたいと思う。
    ナイス ★13 コメント(0) - 4月20日
    短編集なのに目頭熱くうるみまくり~。物語も、使われている表現も全部好き。音楽や、色彩や、おぞましさや、愛情やら。こんな風に言葉にできてしまうのか~、と、ぞわぞわと想像力かきたてられた。でも映像化するには言葉がもったいないかも。とても好きだったのは、母親の娘に対する気持ちの表現。「この骨の堅さ。髪の毛の感触。回した腕の細さ。どれもが今最後に味わう感触かもしれないのだ。そう考えると、矢も楯もたまらずしっかり抱きしめて離したくない衝動にかられる。」いつかはこのくらい深い気持ちを持って生きてみたい。
    ナイス ★15 コメント(0) - 4月17日
    ★★★★
    ナイス ★3 コメント(0) - 4月14日
    再読。不思議な力を持つ一族「常野」を描くシリーズの一作目。穏やかで、知的で、権力への志向を持たず、普通の人々に紛れひっそりと生きてきた彼ら。理不尽な排除・迫害に晒されながらも時代を超え、彼らの生きる世界は新たな局面を迎えていた。壮大な戦いの序章を描く連作短編集。久しぶりにこの作品読んで泣いてしまった…(´;ω;`)表題作「光の帝国」の哀しい展開、「黒い塔」の親子の歴史、何年たっても忘れられない。完全なハッピーエンドのお話はないのに、最終作「国道を降りて…」でとても救われた気持ちになる。大好きな作品。
    ナイス ★67 コメント(0) - 4月14日
    不思議な能力を持つ一族についての連作短編。話によって時代背景も能力も雰囲気もバラバラで、恩田陸さんの表現力の多彩さが感じられる作品。どの作品も魅力的だが表題作が好きだった。最後の話は「蜂蜜と遠雷」に繋がるかな。続編も読んでみたい。
    ナイス ★22 コメント(5) - 4月9日
    「大きな引き出し」と「国道を降りて…」は心温まる話で、沢山ある話の中で好きな話。こんな優しい人達の一族が存在したらとても素敵だなと思いながら読みました。一方「オセロ・ゲーム」と「光の帝国」はとても恐ろしい話でした。特に「光の帝国」は軍の勝手な思惑によって常野の人々が殺されてしまって非常に辛く感じました。常野の人達がボロボロになって死んでいくのが悲しかった。
    ナイス ★11 コメント(0) - 4月9日
    少し手を出すのが早かった…初めて恩田さんの小説読ませて頂いたがこの小説、自体スケールの大きな話に感じた。常野と言うキーワードで繋がっていたが、場面転換の切り替わりが激しく理解するのに時間がかかってしまった。他の作品も読み、改めて読み直してみたいと思う。
    ナイス ★10 コメント(0) - 4月7日
    ようやく読む事が出来た…不思議な力を持つ常野一族をめぐる連作短篇集…ひとつひとつの話にあっという間に引き込まれる。それぞれ時代背景も登場人物も違うのに全てが常野に繋がる…悲しい運命を辿った常野一族に幸せが訪れますように…シリーズ化されてるようなので早く読みたいです〜♪
    ナイス ★10 コメント(0) - 4月4日
    【再読】処分のための備忘録。あれれ…ボンヤリとでも内容を覚えてるかと思ったけれど…初めてのようにすっかりのめり込んで読んでしまってた(笑)常野の者の能力のひとつ、膨大な書物を暗記するちから『しまう』能力が欲しいわ、ほんまに。普通の人々の中に埋もれてひっそりと暮らす常野の人々のほんのり温かくちょっぴり切なく哀しい、緩やかに繋がる不思議な雰囲気の連作短編集。読み終わってみればなんだかズシリとくる。
    ナイス ★49 コメント(35) - 4月3日
    常野一族は強くて弱い。ある意味人間的である。はやく続編が読みたい。
    ナイス ★10 コメント(0) - 4月1日
    解説で書かれていた言葉をそのままに、心があたたかくなるけど、背すじがゾッとする話でした。寝る前にオセロ・ゲームを読んでしまい、怖くなって夢に出るところだった。草取りにも繋がっているならこの戦いはなんて絶望的なんだろう。3巻に続くようで怖いけど気になる。ツル先生のことを思うと最後の話で少しでも救われて良かった。どの話も胸が痛くなる位切ない。ファンタジーなのに奥底はリアルに迫ってくる。
    ナイス ★7 コメント(0) - 3月31日
    めちゃんこ面白かった。最初は少し変わった日常系かなー、とか思ったら、作者の世界に少しずつ、着実に引きずりこまれていった。 少し違和感を残しつつ何事もない話をいくつかいれたと思えば、突如右斜め上から不思議かつ不穏な世界が降ってきて、読者であるぼくらはその世界に飲み込まれる、というような。 ノンストップで読めてしまった。。。
    ナイス ★9 コメント(0) - 3月29日
    不思議な力を持つ常野一族を中心とした連作短編集。それぞれの話は独立しているけど、他の話の登場人物が出てきたり、地名が出てきたりしてつながりを感じる。表題の「光の帝国」は悲しい話だったけど、最後の「国道を降りて…」でほっこり。「しまう」や「裏返す」など、不思議な力の表現が独特で、詳細も語られないので色々想像することができる。光紀や亜希子、三宅篤のその後の話も気になる。シリーズのようなので他の常野物語も読んでみたい。
    ナイス ★9 コメント(0) - 3月29日
    73
    本当に好きな1冊。 優しくて哀しくて、ちょっと怖いけどどれもが綺麗で惹かれる短編集。 ちょっとずつリンクしているので、そこもまた読みどころ。
    ナイス ★8 コメント(0) - 3月27日
    続きあるんだよねぇ
    ナイス ★3 コメント(0) - 3月20日

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