みかづき

感想
615
  • みかづき
    472ページ
    3133登録

    あらすじ・内容

    昭和36年、学校教育に不信を抱く千明から学習塾の立ち上げに誘われ、吾郎の波瀾の教育者人生が幕を開ける。昭和〜平成の塾業界を舞台に、三世代にわたり奮闘する大島家を描いた、著者渾身の大長編!

    あらすじ・内容をもっと見る

    感想・レビュー(1192)

    教育とは何か。塾とは何の為に存在しているのかを改めて考えさせられる一冊だった。
    ナイス ★6 コメント(0) - 2月26日
    赤坂千明が、小学校の放課後勉強を教える用務員の大島吾郎と母の赤坂頼子と八千代塾を始め、千葉進塾へと発展していく。ゆとり教育とは、できん者はできんままで結構、百人中一人でいいできる者を限りなく伸ばし、非才・無才にはせいぜい実直な労働者にすることが目的だったんですね。学校の先生と塾の講師は別々の役割があると思う。頼子の遺言で吾郎の女ぐせの心配とそろそろ解放してあげたらの気遣いが印象的。三世代の物語、二年後・三年後と時の変化が楽しかった。『文責はすべて私にあります』に感動しました。
    ナイス ★15 コメント(0) - 2月26日
    教育に捧げた三代の記録。日本の教育の歴史。学校教育関係者、塾関係者だけでなく、教育を考える全ての人達に、是非読んでもらいたい作品である。
    ナイス ★10 コメント(0) - 2月25日
    教育に携わった一家3代に渡る大河ドラマ。本屋大賞にノミネートされなかったらおそらく手にしなかった一冊。趣味とは異なる内容だけれどたまにはこうして純粋に胸に響く内容に触れるのも悪くない。赤坂家の血を継ぐ女たちの物語、そのそばにいる男たちも時に物語の主人公となる存在感がとても素敵でした。「ゆとり教育の言い出しっぺって誰だか知ってる??」このくだりは実に興味深かかった。
    ナイス ★47 コメント(0) - 2月25日
    図書館本。★★★★☆ 教育に光を当て、学びと言うものに真摯にそして時に苛烈に、挑んでいった一家の歴史。
    ナイス ★59 コメント(0) - 2月25日
    親から子へ、そして孫の世代へ、教育の現場を学校教育ではなく塾の立場からみた壮大な物語。より良い教育を、満ちることのない月に例え、奮闘する3世代の姿に泣かされた。優れた指導者と出逢えるかどうかで、子どもの成長も大分違ってくるし、その子の人生も大きく変わってくると思う。教え育てるということは本当に大変だ。
    ナイス ★14 コメント(0) - 2月25日
    森絵都さん始めて読みましたが面白かったです。
    ナイス ★5 コメント(0) - 2月25日
    戦後から現代まで、一家3世代がそれぞれの方法で教育に携わる物語。とても良かった。 家族の血は争えず、三世代はそれぞれ教育関係者になって、でもそれぞれの異なる想いから段々わかり合えなくなり、喧嘩して、離別して。 長い時間を掛けて、最後には和解出来るんだけど、祖父や親の代を読んだ後に描かれる孫の話は、これまでの話と相まって素晴らしい。 登場人物の生き方から、人生には夢や希望の為に一生を掛けるだけの価値があるんだという事が伝わってくる素晴らしい本。 森絵都さんらしく、最後は誰も傷つかず、本当に良かった。
    ナイス ★19 コメント(0) - 2月25日
    三世代にわたって塾経営に携わった大島家の壮大な物語。戦後の教育の変遷を塾という立場から捉え、登場人物の熱量を伴ってとても丹念に綴られる。週休二日制の導入やゆとり教育など自身の歩んだ歴史と合わせて振り返る中でたくさんの学びと気づきがあった。太陽と月。欠けているから満ちようとする、あがいてもあがいても永遠に満ちることのない三日月。そこに比喩される意味を知る時、静かな感動に胸が震えるとともに学びへの希望が見出され、とてもあたたかい読後感が味わえた。
    ナイス ★19 コメント(0) - 2月24日
    何かを始めるときに抱いた信念をずっと意識して進んでいく事はとても強い事だと思いました。進めているうちに同じ意識を持った家族や仲間が現れ、さらに強くなっていく。そして次の世代にも受け継がれていきます。目標はシンプルに、目標までの道のりは悩みながら進めたら人生は楽しいんだと感じました。
    ナイス ★26 コメント(0) - 2月24日
    ★★★☆☆本屋大賞ノミネート作品。教育、学校、塾に関係ある小説だが、正直行ってこの話題でハードカバー400ページの大作はきつい。話しが硬いのだ。ストーリーに山があるわけでもなく谷があるわけでもなく、ずっとフラットが続く。もちろん良い部分もあるのだが。本屋大賞ノミネート作品を全部読んだわけではないが、少なくとも3位入賞まで行かないと、個人的予想。
    ナイス ★37 コメント(0) - 2月24日
    子どもの教育、これからの日本を考えて、あえて公教育ではない私塾を立ち上げ生涯をかけた千明と三世代にまたがり教育に関わる熱い物語。社会の大きな渦の中で、自分の信念を貫こうとし苦しみながら、来し方を温かく振り返る人生は幸せだと思う。吾郎も、これからを生きる一郎も。自分の歩いてきた道と重なり時折涙して読み終えた。
    ナイス ★74 コメント(0) - 2月24日
    喜怒哀楽、すべての感情を刺激してくれたお話 。 読後、シミジミとえぇ話やなぁ 。。 って、思ったお話 。。。
    ナイス ★28 コメント(0) - 2月23日
    この本を読んで改めて感じたのは、私たち一人ひとりにはそれぞれ受け継がれている歴史や物語があって、それを自分がまた誰かに受け継いでいくということ。 登場人物はみんな個性豊かで、読み始めは少し胸焼けしそうな感じもしたけど、いつの間にか一人ひとりに共感しながら話に引き込まれる体験ができました。
    ナイス ★16 コメント(0) - 2月23日
    図書館本。森さん「永遠の出口」以来久しぶりに読了。三代に渡り塾経営に携わった大島家の物語。時代と共に変わってゆく教育に、情熱を持って取り組んでゆく姿勢に心を打たれながら、読む手がとまらなかった。やはり、女は強し、母千明の猪突猛進ぶりは半端なかったし3人の娘達も母親に似たのかみんな自分を持っていて自立している。特に長女蕗子の、父吾朗を心から尊敬し愛情溢れる姿には健気さが伝わってきた。孫の一郎に託された、新しい教育の芽は、千明と吾朗が目指していた、本当の教育だったのかもしれない。そう感じた。
    ナイス ★22 コメント(0) - 2月23日
    教育って時代でこんなに変わっているんだ。まぁ人の考え方や生活も変わっているから、当たり前か、
    ナイス ★13 コメント(0) - 2月23日
    年に数冊しか巡り会えない素晴らしい本。戦後の教育の変遷を、学校ではなく塾という外側からの立場から辿るとともに、これに主人公の大島家の家族の物語をうまく絡ませていて、厚い本にもかかわらず読む手が止まらないほど面白かった。教育制度の変遷、子どもたちへの教え方などよほど調べて書いたのだろう。制度や指導法の参考資料としても読めそう。一流の作家さんがしっかりと準備をして書けば、このように立派なものができるというお手本。
    ナイス ★24 コメント(0) - 2月22日
    いい本を読ませてもらったなぁと心からしみじみ思い、最後のページを閉じました。親子3代にわたる山あり谷あり涙ありの塾業界を中心とした教育奮闘劇。”子どもたちに平等な教育を”と奮闘する大人たち、そして成長していく子どもたちの姿を、学校ではなく「塾」という視点で語っている。『どんな子であれ、親がすべきことは一つ。人生は生きる価値があるってことを、自分の人生をもって教えるだけ。』『学びの場を選べない子どもたちによりそって、ともに学び合う。定められた条件の中で、精一杯、自分にできることをする。』
    ナイス ★42 コメント(0) - 2月22日
    教育に係わる一家 〆が最高
    ナイス ★12 コメント(0) - 2月22日
    大長編の作品でしたが、すんなりと読めました。本のタイトルでもある。『みかづき』の意味に感動‼️よかったです。
    ナイス ★20 コメント(0) - 2月21日

    あなたも読書メーターに登録して感想を投稿してみませんか?

    2017年本屋大賞ノミネート作品シリーズ

    森絵都の関連本

    この本を読んだ人がよく読む本

    みかづきをシェアする

    みかづきの 評価:94 感想・レビュー:615