みかづき

感想
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  • みかづき
    472ページ
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    あらすじ・内容

    昭和36年、学校教育に不信を抱く千明から学習塾の立ち上げに誘われ、吾郎の波瀾の教育者人生が幕を開ける。昭和〜平成の塾業界を舞台に、三世代にわたり奮闘する大島家を描いた、著者渾身の大長編!

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    感想・レビュー(1478)

    学習塾を立ち上げた千秋、吾郎から孫の一郎までの教育にかかわる物語。塾の歴史を描くとともに、大島家の人物、とりわけ女性たちがエネルギーにあふれて魅力的。教育関係者の我が子に悩む姿もまた、引きつけられました。最後は涙でした。私の中の今年のNo.1です。
    ナイス ★6 コメント(0) - 3月24日
    三世代にわたって教育から離れられない家族。時代によって変わる学校や塾の変化や葛藤を知ることができました。時期によって様々な問題が起きて解決することなんてないんだほうなぁと感じながら、「みかづき」の題名がストンと腑におちた感じ。NHK朝ドラのようだと思いながら読みました。
    ナイス ★9 コメント(0) - 3月24日
    私、母、娘のそれぞれの時代の教育と重なり、大変身近なものとして感じながら読み進めた。 結婚・離婚・シングルマザーでの子育て・再婚。一生懸命生きているからこそ人と摩擦し疲弊し、しかし前を向いて歩く。強い女性たちに励まされました。言葉足らずで不器用だが魅力的な男たち。読み終わった今、ドラマ化した時のキャスティングを想像している自分がいます。
    ナイス ★13 コメント(0) - 3月24日
    いや、最後泣いた。NHKの朝ドラにしてほしい。したら、毎日録画してみると思う、たぶん。そして、定年後塾作りたく思った。
    ナイス ★15 コメント(0) - 3月23日
    読み終わりました。最後の方は思わず涙。 教育の色々な課題,学校の問題,学習塾の世界。家族。 魅力的な登場人物。 読み応えのある1冊でした。
    ナイス ★20 コメント(0) - 3月23日
    R
    戦後の教育をテーマにした読後感爽やかな小説でした。読んでよかったと快哉。教育論を真面目に語り、それを突き詰めていく中で私塾という職業が生まれ、公教育との軋轢やいざこざ、教育をめぐる昭和以後の歴史が読み解けるようで興味深い物語を楽しめました。説教臭さや、教育論とはなんぞやと大上段の内容ではなく、教育論というものに携わる人々や家族を通して、人のつながり、そこで育まれることも教育の一環であるかのような展開が見事で、終盤は感動で泣いてしまった。当たらない人もいると思うが、個人的にツボにはまった一冊でした。
    ナイス ★79 コメント(2) - 3月22日
    できなかった子ができる瞬間の輝き、きっとそれが教育の醍醐味なのだなと感じた。昭和30年代から平成10年代までにわたる教育一家三世代の物語。一気読みでした。
    ナイス ★18 コメント(0) - 3月22日
    どう書いたらいいか…。教育について考えさせられるし、マイナスの面だけでなくプラスの面も含み、いいバランスを保っている。「塾は月」という表現がいい得て妙。 ◆私の稚拙な文章力ではこの本の魅力は書けない。なので書かない。読んで判断してほしいなー。
    ナイス ★34 コメント(1) - 3月22日
    教育のあれこれを学べました。お金が絡むとなかなか思い通りにいかなくなるんだな、と未成年ながら気付かされました。 学校が太陽で塾は月っていい表現だなと思いました。
    ナイス ★19 コメント(0) - 3月22日
    昭和から平成にかけて生き抜いた女系家族の大河小説であり、塾という公的教育から見たらアウトサイダーな業界の変遷を壮大に描き、現代教育の矛盾点を描きだした小説です。小生も昭和な時代の受験戦争第一世代であり、リアルな感じで当時の様子が思い起こされました。ぜひ、多くの皆さんに読んでいただきたい小説です。
    ナイス ★25 コメント(0) - 3月22日
    これはすごい。個人的に思い入れのある要素もあったりでツボでした。戦後から現代まで塾を通して教育に奔走してきた家族のお話。文部省や塾業界のあれこれ、ゆとり教育に至るまでとその真の目的など興味深い教育の変遷もさることながら目が離せない人間ドラマが展開されていて分厚いのに夢中で読みました。笑えるし泣けるし面白かったです
    ナイス ★22 コメント(0) - 3月21日
    本屋大賞ノミネート作品7作目。昭和から平成。塾を立ち上げた家族三代の壮大な物語。時の政権への痛烈な批判。特に現代の国家主義の復活傾向にへの警鐘。同感。
    ナイス ★19 コメント(0) - 3月21日
    塾や教育を舞台にした、3世代にわたる物語。塾を立ち上げた吾郎、それを乗っ取った妻、そしてボランティアを立ち上げた孫と、3つの章わたり展開するので、飽きずに読めました。教育の話ばかりでなく、家族の絆や人間ドラマ的な視点でも読み応えがあり、非常に面白かったです。
    ナイス ★29 コメント(0) - 3月21日
    出てくる人すべてが、教育に熱い想いを抱いている。「人生は生きる価値があるってことを、自分の人生をもって教える」ことが、自分にはできているかなと、考えさせられた。
    ナイス ★23 コメント(0) - 3月21日
    私の母世代から、私の子供世代までの壮大な大島家のファミリーヒストリー。それぞれの世代が波乱万丈で目が離せない。著者のぐいぐい読ませる筆力に引きずり込まれるようにあっという間に読了。津田沼に住んでいたこともあり、ローカルな話題にも魅かれ、第一子が中学受験もしたのでいろいろ感じるところもあり、本当に読み終わるのがもったいないという気にさせてくれた大作。奥付にある資料の膨大さも目を瞠るけれど、やはり著者の力技でしょう。塾業界という難しい世界を舞台に選んだ著者の英断に拍手。今年読んだ本の暫定ベスト1!
    ナイス ★21 コメント(0) - 3月21日
    塾業界を通して教育に携わる親子三世代の壮大なドラマ。登場する人達がみんな熱く、個性が際立っていた。自分が学生だった頃やゆとり世代である息子達の学生時代を思い起こしながら、引き込まれるように読んだ。467ページがあっという間、傑作です!
    ナイス ★27 コメント(0) - 3月21日
    初読時は小生と同時代を生きたそのストーリー性に感動したのだが、再読では表現の細やかさに打たれた。例えばこんな表現だ。「動物のいない動物園のような、本のない図書館のような、独特の欠落を感じさせるひそやかさ」。「常に欠けている三日月。教育もそのようなものかもしれない。欠けている自覚があればこそ、人は満ちよう、満ちようと研鑽を積むのかもしれない」。森絵都にほれたので、次は直木賞受賞作「風に舞いあがるビニールシート」を読んでみよう。
    ナイス ★26 コメント(4) - 3月21日
    塾での教育と大島家の『大河ドラマ』でした。波乱万丈、とてもとても面白かったです。地元が千葉なので八千代、津田沼など知っている地名があったのも興味深かったです。吾郎と千明にとってはいつの頃が一番幸せだったのか…。でも時代の要請で塾の規模も大きくなっていき、子供も生まれて…時が経っていくうちその人を変えてしまうということもあるし、しかし、ここの出てくる人たちは皆それぞれに魅力的でした。
    ナイス ★22 コメント(0) - 3月21日
    ★★★★☆
    ナイス ★5 コメント(0) - 3月20日
    昭和36年から平成の世にかけて、塾業界から見た子供達への教育の変貌が浮き彫りに。戦後、文部省が目指す教育に対立し、学習塾を立ち上げた千明と、その姿に共鳴した吾郎が目指した教育のあるべき姿。今まさにそれが求められているのではないか、と思われた。根本を揺るがさず、叩かれようが、踏みつけられようが、ひたすら歩み続ける姿に、ページをめくる手が止まりませんでした。何が正しいのかを「教える」のではなく、自分自身で何が正しいのか「考えさせる」ことが教育。これが教育に携わる者の本来の姿か、と驚愕しました。
    ナイス ★45 コメント(0) - 3月20日

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