世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 上巻 (新潮文庫 む 5-4)

感想
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  • 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 上巻 (新潮文庫 む 5-4)
    471ページ
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    あらすじ・内容

    幻想と冒険の物語。ムラカミワールドの出発点。

    高い壁に囲まれ、外界との接触がまるでない街で、そこに住む一角獣たちの頭骨から夢を読んで暮らす〈僕〉の物語、〔世界の終り〕。老科学者により意識の核に或る思考回路を組み込まれた〈私〉が、その回路に隠された秘密を巡って活躍する〔ハードボイルド・ワンダーランド〕。静寂な幻想世界と波瀾万丈の冒険活劇の二つの物語が同時進行して織りなす、村上春樹の不思議の国。

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    感想・レビュー(7639)

    初版で出た時に読んでいるので、30数年ぶりの再読になる。前半部を読んで細部は覚えていなかったが、雰囲気はよく覚えていた。特に意識したわけではないが「騎士団長殺し」を並行して読んで、その比較が興味深かった。これだけ年数を経ても作品は全く風化していない。粗筋が書きにくいのは今と同じだが、文章や登場人物が若い。村上ワールドも変化していることが良く分かった。優劣を別にして、今の村上春樹と比較したら、自分は昔の方が好きだと思った。全体の感想は下巻を読んでから。
    ナイス ★70 コメント(0) - 4月20日
    再読。
    ナイス ★6 コメント(0) - 4月17日
    うむ。1985年の村上春樹は何を考えていたのだろう。現在の作品の原型は萌芽しているのだよな。付いて行ける、行けないは別にして。徐々に盛り上がるドライブ感は受け止めた。下巻に期待だ。
    ナイス ★10 コメント(0) - 4月13日
    面白い要素が詰め込まれた小説でしたね。「どこへも行けない世界の終わりにいる」(p.218f参照)ところからいろいろ物語が始まるわけですが、わかりやすいメタファーが使われていて読みやすい。主人公がどこへ着地するのかが上巻ではわからないので、下巻を読み進めていきたい。
    ナイス ★11 コメント(0) - 4月12日
    世界の終りの方が静かで謎に満ちてて興味深い。二つの物語はどう繋がるのだろうか。繋がらないのかもしれない。繋がるとは明言されていない。やれやれ。ハルキ節が僕に感染する。
    ナイス ★8 コメント(0) - 4月12日
    初めて村上春樹の小説を読みました。2つの世界が同時に進むのに初めは戸惑いましたが、読み進めていくうちにその2つの世界が繋がり始め後の展開が気になりどんどん読み進められます。下巻も早く読みたいです。
    ナイス ★9 コメント(0) - 4月9日
    村上春樹を神のように崇める人の気持ちがちょっとわかるような気がした。猛烈に面白い。というよりは前から後ろに読んでいくとちゃんとストーリーが進んでいて、主人公たちの無思想かつ徹底的に無意味な行為にだんだんと意味が与えられている。というより読んだ人が勝手にに意味を付与できるような、メタファーだらけの文体。そしてとても翻訳しやすそう。風の歌を聴けよりは圧倒的に好き。この作品の劣化コピーのような作品が沢山生まれている理由もわかる。
    ナイス ★34 コメント(1) - 4月8日
    村上ワールドの原点。言葉と登場人物のユニークさだけで楽しめます。
    ナイス ★13 コメント(0) - 4月8日
    「世界の終わり」、「ハードボイルドワンダーランド」2つの世界の共通項(一角獣の頭骨など)は出てきたが、それがどうリンクして行くか下巻が楽しみ。
    ナイス ★16 コメント(0) - 4月5日
    再読。とても面白かった!という記憶はあるのに、こんなに心の話をしていたことはなぜか覚えていなかった。本当に読書の愉しみを味わえる本です。「いいよ、いつか馬に乗るのが必要なときが来るかもしれない」村上春樹さんの小説にでてくるこういう男の人が好き。
    ナイス ★9 コメント(0) - 4月1日
    世界の終わりとハードボイルドワンダーランドがどう繋がってるのか下巻に期待。感想は下巻にまとめてします。
    ナイス ★18 コメント(0) - 4月1日
    どこに心があるのか分からなくなった。救われているようで救ってたり、好きでいるように見えてそうでなかたったり。何も見えない中での触れ合いや会話が面白かった。世界の終わりが好みだったけど、後半からはハードボイルドの方も続きが気になり、今から書店へ向かいます!
    ナイス ★10 コメント(0) - 3月28日
    高校時代に分からないまま読み切って以来の再読。当時の教養では分からないのも仕方ない。今ならボブ・ディランもデューク・エリントンも一通り聴いて音楽性や彼らの生きた時代なんかも頭では分かる。ハードボイルドというよりもちょっとしたヒーローものにありがちな万能さが鼻につくかどうかが、Haruki Murakamiの読者になれる試金石なのかもしれない。「やれやれ」が出るとキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!という五月の霞がない青空のような気持ちになる。
    ナイス ★24 コメント(0) - 3月26日
    シャフリング、音抜き、夢読みなど、胸踊る設定が随所に見られます。思わず右手が疼きそうになりました。
    ナイス ★7 コメント(0) - 3月25日
    仏訳再読。春樹の本のなかでは一番外国語で読みにくい本じゃないかな。比較的会話が少ないし、比喩が豊かな分、一文たりとも気を抜けない。世界の終わりパートはやけに穏やかで、ハードボイルドは無闇矢鱈とドタバタなのだが、それがあんまりに極端なのでコミカルさが増すばかりだ。造語をどう翻訳されているか見てみると、意外に上手い。記号士がpirateurで、ヤミクロがténébrideだったかな。計算士がprogrammeurってのは、ちょっと安直かもしれないが。外国語学習用としては一番後回しにして良かった。
    ナイス ★19 コメント(0) - 3月25日
    物語世界に嵌りたくて、すごく前に途中で断念した今作に再チャレンジ。嵌りました!本って生き物みたいでその時々の気分とか経験値で感想が変わるんだと再認識。余り小難しく考えると訳分かんないのでありのままのストーリーをありのままに受け止めて楽しみました。一角獣、ヤミクロ、夢読みとか言葉のチョイスが面白い。上巻最後の台詞、期待値MAXで下巻へ読み進めます。
    ナイス ★8 コメント(0) - 3月23日
    まさに不思議の国。始めは訳が分からないと思っていたのに、いつの間にか嵌っていて心地良くなってる。いつもより「やれやれ」度が高いのは気のせいでしょうか。下巻が楽しみです。
    ナイス ★19 コメント(0) - 3月22日
    何が起こってるのかは正直全くわからないが冒頭からその世界観に一気に引き込まれた。著者の作品を手に取るのは初、これが村上春樹さんか。次いってみよう。
    ナイス ★5 コメント(0) - 3月17日
    ファンタジー性が開花される過渡期?について回るのであろう謎めいた実験的意匠や冗長さに終始苦しめられつつ、なんとか読了。存在感の希薄な描写や一見ナンセンスに見えるメタファーは健在だが、「世界」の基軸が現象学に転回したらしい点に本作の進展が伺えそう。今後、自閉の殻はどこまで破られるのだろうか?
    ナイス ★10 コメント(0) - 3月14日
    まだ上巻だけだけどとりあえずの感想。物語のすべてが「あるもの」を示した比喩として描かれていることはわかる。ただそれが何かということが序盤は全くわからなかった。序盤は「脳」の物語かと思った。途中に「魂と心」のことを考え始め、最後に「意識に介在する光と陰」を感じた。影が引き剥がされるというのは、光を失った世界と同義なのかな。地図とヤミクロの洞窟が似ているなあとリンクした。図書館は「宇宙の摂理」かな?鳥は「想像力」。頭骨がよくわからない。肉体なのかな?下巻読みます。
    ナイス ★10 コメント(0) - 3月9日

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