新編 銀河鉄道の夜 (新潮文庫)

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  • 新編 銀河鉄道の夜 (新潮文庫)
    357ページ
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    あらすじ・内容

    星の空を、ひっそりと見あげたことありますか。そして涙が出ませんでしたか。

    貧しく孤独な少年ジョバンニが、親友カムパネルラと銀河鉄道に乗って美しく哀しい夜空の旅をする、永遠の未完成の傑作である表題作や、「よだかの星」「オツベルと象」「セロ弾きのゴーシュ」など、イーハトーヴォの絢爛にして切なく多彩な世界に、「北守将軍と三人兄弟の医者」「饑餓陣営」「ビジテリアン大祭」を加えた14編を収録。賢治童話の豊饒な醍醐味をあますところなく披露する。

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    感想・レビュー(5463)

    好きなバンドが銀河鉄道の夜をモチーフにして曲を作ったと知り、初めて本格的に宮沢賢治を読みました。まず驚いたのは宮沢賢治さんの知識の多さと深さ。多方面にわたって豊富な知識を持ち、早逝されたことが嘘のように思えました。また、大人の童話という触れ込みがぴったりと感じると同時に、物語の奥にあるものを掴むのがとても難しいと感じました。何となく何度も読めば読むほど好きになれそうな予感がしています。
    ナイス ★3 コメント(0) - 4月23日
    大人になった今でもなのか、大人になったからこそなのか難解だなぁと感じます。 自然や人間に対する温かみと冷徹さが入り混じって、文学というよりも芸術。 子どもの頃はどう感じて読んでいたのか忘れてしまいましたが、生涯何度も違った感性で読めるというのが最大の魅力なのかもしれません。
    ナイス ★6 コメント(0) - 4月21日
    国語の授業以外で、賢治作品を読んだことがなかったが、銀河鉄道の夜が某テレビ番組で紹介され気になったので手に取ってみた。独特の世界観で最初はついていけるのか心配だったが、最後はその世界観にすっかり慣れ、楽しめた。だが、賢治の作品の特徴なのか、オチの意味が分からないところや、難しい話も多く、果たしてこれは童話なのかと思う話もあった。
    ナイス ★4 コメント(0) - 4月20日
    この銀河鉄道の夜は読むたびに賢治の見識の深さに驚かされる。決して長編とは言えない作品ではあるが、彼の魂の輝きが込められた渾身の一作だと感じた。これまで出会った本の中でも最も深く心に突き刺さったものの一つ。
    ナイス ★6 コメント(0) - 4月19日
    実は教科書でしか読んだことなかった宮沢賢治。『銀河鉄道の夜』、こんなにも素敵なお話だったとは。早く読めば良かった。ジョバンニとカムパネルラの関係は詳しく書かれているわけではないけど、そこからどこまでも想像できるということが素晴らしい。短編の中ではシグナレスの話がイマドキっぽくて何かクスッときた。所々原稿が抜けていて、そこが気になったかな。
    ナイス ★7 コメント(0) - 4月12日
    新潮文庫の本で、結構古い文庫本でした。昭和53年のだそうです。面白い物語が11編も入っていました。これまで犠牲の精神が強い作品が複数もあるのはあまり読んだことが無かったかも。グスコーブドリの伝記は特に良かったです。銀河鉄道の夜も双子の星の話もすごくキラキラ輝いていました。助け合いの良いところが強調されているように感じます。今の時代、自己主義の世間でこういう作品が注目される機会があるといいですね。
    ナイス ★3 コメント(0) - 4月2日
    読書すると言えば、こればかり読んでる。覚えてしまう程に読んだ。もう、銀河鉄道の夜マスターを名乗ってもいいかもしれない。
    ナイス ★10 コメント(0) - 4月1日
    恥ずかしながら読んだことがなかったのですが、こんな話だったのかと驚きました。読了後に哀しいというか、とても不思議な気持ちになりました。
    ナイス ★6 コメント(0) - 3月22日
    小説『新編 銀河鉄道の夜』読了。宮沢賢治の童話って、明るい一等星が輝いているにそれも届かない薄暗さの溜まりも見つめているような、そんなところがぞっとするんだ。「オツベルと象」は個人的にもなつかしく。「ぼくはそのひとのさいわいのためにいったいどうしたらいいのだろう(銀河鉄道の夜)」
    ナイス ★2 コメント(0) - 3月22日
    友達を亡くしたことを受け入れられない主人公が不思議な鉄道に乗って銀河を旅する。旅の途中に出てくる不思議な人や物たちの描写がとっても綺麗でした。ジョバンニをからかうザネリを救うために命を落としたカムパネルラ、本当のしあわせとは何か、銀河鉄道の夜はただの夢だったのかそれとも...。そのうちまた読み返したい本です。
    ナイス ★7 コメント(0) - 3月18日
    「銀河鉄道の夜」をはじめとする宮沢賢治の童話集。注解や収録作品の紹介も充実している。 子どもの頃に親しんだ作品もあり、どこか懐かしさを感じながら読んでいた。一方で、大人になった今では作品に対する感じ方・考え方が変わってきたことも実感している。
    ナイス ★7 コメント(0) - 3月18日
    宮沢賢治さんの作品を読むのは小学生の教科書以来です。私は小さい頃からセロ弾きのゴーシュが好きです。星のお話とてもいいですね。でもやっぱり宮沢賢治さんの物語は少し悲しいものばかりですね...。難しい言葉も多かったので理解するには1回じゃたりませんね(笑)何度も読み返したいと思います。*コメントにネタバレあり
    ナイス ★4 コメント(1) - 3月16日
    -i
    描写がとにかく美しいと評判で読んでみると、意外とくすりと笑えるような言い回しや登場人物のやりとりの場面もあって、いい意味で先入観を崩されました。風景描写ももちろん綺麗なのですが、なんというか、それぞれの目に映る景色にアニミズム的な生命感や躍動感があるように感じました。童話の中にもどのように生きていくのか、死生観が細かく砕いて埋められていて、次に読む際はその断片をもう少し丁寧に拾っていきたいです。
    ナイス ★8 コメント(0) - 3月11日
    ★★★★★美しい作品でした。目を閉じると浮かぶのは、幾千もの煌めき。悲しみや、寂しさや、理不尽さも硬質化させて、パキンと粉々に砕いて冬の夜空に散らしたら、みんな美しく瞬く星くずになりました、みたいな優しくて繊細な世界。
    ナイス ★46 コメント(0) - 3月2日
    とりあえず一回目読了。宮沢賢治は色々な思い入れがある作家さんなので、次はゆっくり読み込んで行きたい。
    ナイス ★18 コメント(0) - 3月1日
    宮沢賢治の優しさを感じることができる一冊でした。その優しさはどんな時でも、人間、動物、植物に等しく向けられています。一番傲慢な人間に対する警鐘が彼独特の風刺で描かれており、一読しただけでは理解し難い部分はありますが、読み込んで意味が自分の中に落ちた時に感じる温かさは、なかなかできない読書体験でした。生きることは他者の命を頂くこと。他人を貶めても自分が幸せになるわけではない。人其々に役割があり皆等しく尊い。他人の為に生きてこそ人生。己の心を磨かなければ他者に感動を与えられない。そんなことを私は感じました。
    ナイス ★31 コメント(0) - 2月24日
    極限操作。実無限。
    ナイス ★1 コメント(0) - 2月21日
    不思議な情景。 他者へ対する眼差し。
    ナイス ★8 コメント(0) - 2月18日
    仕事をはじめたこともあり、とにかく癒されたくてこの本を手に取った。「よだかの星」は何度読んでも涙してしまうけれど、今回は以前聴いた朗読会での上演をまざまざと思い出して胸が熱くなり、「マリヴロンと少女」の台詞に心が震えた。「セロ弾きのゴーシュ」ではコントラバスが下手だった自分自身にゴーシュの姿を重ねてしまい、最後に取っておいた「銀河鉄道の夜」では鳥捕りの姿に涙した。本当に心清き者だけが書ける水晶のような小説群に、心を洗われたような思いがした。
    ナイス ★30 コメント(1) - 2月15日
    幻想の世界なので、酒に酔いながら読み進めると楽しかった。ジョパンニはカンパネルラにあの世へ連れて行かれようとしていたのか。途中、原稿が飛んでいるのも不完全で良い。
    ナイス ★10 コメント(0) - 2月10日

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