幻影の手術室: 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫nex)

感想
348
  • 幻影の手術室: 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫nex)
    318ページ
    1651登録

    あらすじ・内容

    手術室での不可能犯罪。なぜ麻酔医は死んだのか。手術後のオペ室で起きた医師死亡事件。記録用のビデオに録画されていたのは、一人の麻酔医が「見えない誰か」と必死に格闘し、その末に絶命する場面だった。手術室は密室。容疑者は全身麻酔で身動きのとれない患者のみ。西東京市・清和総合病院で起きた不可能犯罪に対し、天才女医・天久鷹央は独自の捜査に乗り出すが……。事件に隠された“病”を解き明かす、本格医療ミステリ。

    あらすじ・内容をもっと見る

    感想・レビュー(859)

    長編を扱うと思しき「事件カルテ」シリーズとしては第2弾。点久シリーズとしては6冊目。今回の新機軸は、舞台が天医会総合病院以外の病院であることと、主要サブキャラの鴻ノ池舞が事件の容疑者になることである。とりわけ、これまで元気キャラだった舞がちょくちょく弱みを見せるシーンは、その希少さゆえに全国の舞ファン悶絶の冊(?)となっている。「透明人間」の正体という本筋の謎に加え、被害者である麻酔医・湯浅が舞への思いを託した「シリンジ」の謎が用意されており、これが救いをもたらす。相変わらず小憎らしい演出だ。
    ナイス ★12 コメント(0) - 4月28日
    図書館の都合で4を見る前に読んじゃったけど大丈夫そう。今回は長編でほぼメインキャラの子があんなことになって、本当にびっくりした。こんな事あっていいの!?て思ったけど良かった。やっぱりこのシリーズ面白。湯浅先輩めちゃいい人やん
    ナイス ★4 コメント(0) - 4月27日
    シリーズ初読。密室殺人、医療系ミステリー。ノリは白鳥&グッチより軽め。
    ナイス ★2 コメント(0) - 4月26日
    ダイイングメッセージは、自分を殺した犯人を示すもの。遠退く意識の中で、人の心は無念さと犯人への憎しみで支配されるのだと思っていた。だから、自らの死を悟った湯浅が、最期の力を鴻ノ池のために振り絞ったと知って、衝撃を受けた。大切な人への想いを載せた「本当のダイイングメッセージ」最後の仕掛けにまんまと泣かされてしまった。
    ナイス ★30 コメント(0) - 4月22日
    いつもは、小鳥遊をからかっている鴻ノ池が事件に巻き込まれいつもとは違う一面が見られました。鴻ノ池が容疑者となってしまいますが、そこは鷹央先生ちゃんと解決してくれました。
    ナイス ★16 コメント(0) - 4月15日
    貸してもらったので、シリーズ6作目を最初に読んだ。 今まで読んでなかったのが勿体ないほど。現役の医者が書くミステリは飽和気味かと思っていたが、そんなことない。過去作も読みたくなった。
    ナイス ★14 コメント(0) - 4月11日
    シリーズ6作目。今回は長編ミステリの“事件カルテ”。 手術室で「見えない誰か」と格闘し絶命した麻酔科医。容疑者は麻酔から目覚めたばかりの患者のみ。この不可解な事件に天才女医・天久鷹央が挑む。 シリーズの主要人物の一人である研修医の鴻ノ池舞が容疑者とされたことでいつもより緊迫感のある展開に…表立って動けない鷹央の代わりに頑張る小鳥先生が頼もしかった。彼の集めてきた情報+αだけで真相に気付いた鷹央先生もお見事です。そして「本当のダイイングメッセージ」に感動。死に際に大切な人のことを最優先で考えられるなんて…
    ナイス ★22 コメント(0) - 4月10日
    幻影をファントムと読めば、この巨大な大学病院にも裏で主となる怪人がいる訳で、そっちから考えれば早かったかも!今回は長編二作目で、いつもよりじっくり考えたり行動したりできたのでより面白かったです。犯人を糾弾するダイイングメッセージはフィクションにしか存在しない。最後の力を振り絞るなら恨みより愛しさを綴るだろうなと妙に納得しました。人の生死は勿論お医者さんにとっては日常の一部だろうけれど、このダイイングメッセージは関わる全ての人をちょっと強くもっと優しくしてくれた気がしました。新体制の診断部の活躍も楽しみです
    ナイス ★95 コメント(0) - 4月9日
    『天久鷹央シリーズ』長編2作目。今回は、密室殺人事件に巻き込まれた鴻ノ池を救う為に鷹央と小鳥遊が奮闘する。いつもはウザいくらいに明るい鴻ノ池が見せた弱い部分に、彼女の知られざる努力を垣間見た。そして、鴻ノ池を励まし、支える小鳥遊の優しさと、最強の頭脳で事件を推理する鷹央の姿に胸が熱くなった。また、医療シーンや知識など、細かい部分も分かりやすく描かれていて、とても興味深く読んだ。鷹央・小鳥遊・鴻ノ池の3人の絆も深まり、今後の統括診断部が楽しみになった。
    ナイス ★17 コメント(0) - 4月6日
    moo
    シリーズ6作目。今回は元気な研修医・鴻ノ池が事件に巻き込まれてしまった。今回の謎は透明人間。鷹央がすっかり警察に目をつけられてしまったため思うように捜査できないために鷹央のとった手段が凄い。また気の毒な小鳥遊。成瀬刑事のナイスアシストもあり解決してみれば、動機ははちょっと拍子抜けでしたが、湯浅の印象はまるで違ってしまいました。鴻ノ池が統括診断部にくるとまた一波乱ありそうだけれど、それも楽しみ。
    ナイス ★47 コメント(0) - 4月5日
    密室の手術室で、見えない誰かと争ったような形跡で死亡していた麻酔科医…不可能としか思えない状況、よく医学に絡めてミステリーとして成り立たせるなぁと感心するばかり。鷹央先生の謎とき、お見事でした。
    ナイス ★41 コメント(0) - 3月31日
    かなり強引な展開だけど、みんなそれらしく活躍していて期待通り。鴻ノ池が多少しおらしいけど、ちゃんと復活してくれて良かった。「痔で休職」と真鶴さんに言い訳されてしまった小鳥先生に心から同情します。
    ナイス ★11 コメント(0) - 3月31日
    シリーズ長編の今作は密室モノ。しかも容疑者は鴻ノ池。小鳥先生は相変わらず無茶させられています。中盤を過ぎても密室解決の糸口が見えませんでしたが、終盤の密室が解き明かされる場面は、あまりにも鮮やかで爽快に感じました。今後の統括診断部が賑やかになりそうです。
    ナイス ★23 コメント(0) - 3月31日
    相変わらずこのシリーズは面白いですね。ページを捲る手が止まりませんでした。鷹央と小鳥と舞の関係が徐々に濃くなっていく様子が読んでいて楽しいです。今回の事件も最後までさっぱりわかりませんでしたが、そんな状態さえ楽しんでしまえる読書でした。続編が出るのが楽しみですし、知念さんのこのシリーズ以外の作品も読み漁っていこうと思います。
    ナイス ★40 コメント(0) - 3月29日
    ★3.5
    ナイス ★1 コメント(0) - 3月29日
    別の病院で虫垂炎の手術を受けた研修医・鴻ノ池舞が殺人事件の容疑者に。被害者は舞の元彼で麻酔医の湯浅。鷹央は舞を助けるために小鳥遊を送り込むが…。被害者は誰と戦っていたのか、なぜ舞に筋弛緩剤を打とうとしたのか、誰が殺したのか。犯人がかなり「あらら」な人と動機でした。
    ナイス ★10 コメント(0) - 3月29日
    このシリーズは本当に読みやすく面白い。手術室で透明人間と格闘し、殺害される湯浅医師。その手術室にいたのは手術直後で、麻酔から覚めたばかりの鴻ノ池舞。舞の無実をはらすために、鷹央と小鳥が事件解決に向かう。相変わらずの、鷹央の無茶振りとそれにしたがう小鳥が面白い。捜査内容を独り言といい、鷹央達に話そうとする成瀬刑事に、機敏を理解できない鷹央が、卑怯だがほらさっさと言えと言い放ち、成瀬を怒らせる場面には笑わされた。しかし、そんな鷹央も巻が進むごとに、小鳥や舞と信頼関係ができていくのが読み取れる。
    ナイス ★17 コメント(3) - 3月26日
    鴻ノ池舞にかかった殺人疑惑。密室の手術室には殺された麻酔科医と手術を受けたばかりの鴻ノ池だけ。はたして犯人はいるのか誰なのか。
    ナイス ★11 コメント(0) - 3月25日
    しおらしい鴻ノ池を見れるチャンスの1冊(笑)ではなく。殺人容疑がかけられてしまい、鴻ノ池の疑いを晴らすべく天久と小鳥遊が動き回るもの。鴻ノ池の昔の知人・麻酔科医の残したダイイングメッセージに涙しました。大学院を辞めた理由と言い、この人とても良い人だったじゃないか…。惜しい人を亡くしてしまいました。いくらフィクションとはいえ、検体の入れ替え・点滴ルートの偽装はどうかなっと思いました。心臓マッサージを本気でやったら、無傷で済まないような…。見落としていたら、すみません。
    ナイス ★11 コメント(0) - 3月22日
    面白かったけど、やっぱりこのシリーズは短編集の方が好みですね。

    あなたも読書メーターに登録して感想を投稿してみませんか?

    天久鷹央の推理カルテシリーズ

    知念実希人の関連本

    この本を読んだ人がよく読む本

    幻影の手術室: 天久鷹央の事件カルテをシェアする

    幻影の手術室: 天久鷹央の事件カルテの 評価:76 感想・レビュー:348