シマイチ古道具商: 春夏冬(あきない)人情ものがたり (新潮文庫nex)

感想・レビュー(18)

自身の高校時代の先生と結婚した透子。ある事情から夫の実家の古道具商である義父の家に移り住む。そこは大阪、堺市。そこで色々な人々、出来事に出会い、透子は人生を前に進める事が出来る様になる。お話自体より、記されている道具や町家についての蘊蓄に興味を惹かれた。堺が建物道楽の街だという事も初めて知った。皿や茶碗の呼び継ぎの事も不勉強で知らなかった事だ。やはり、お仕事小説は未知との出会いがあるから大好きなジャンルだ。
ナイス ★12 コメント(0) - 4月23日
夫の心の病から子供2人を抱えての生活を立て直すために堺にある夫の実家【島市古道具商】へ。義父と同居を始める透子。世間知らずの透子が、堺の古い町家と古い道具に関わることで成長していく人情ストーリー。あらすじから想像していたストーリでは無かったけど楽しめました。
ナイス ★9 コメント(0) - 4月23日
sai
独りで生きることを決めていた女茶人への想いを込めた「香合」、人間不信の研究者が心を奪われた「御神酒徳利」…。どこか欠けた人たちの瑕も、丸ごと受け入れてくれる場所。大阪・堺の町家で紡がれる、モノと想いの人情物語。
ナイス ★16 コメント(0) - 4月20日
病気による夫の離職のために、義父と一緒に生活するようになった透子一家の生活を描く小説。義父は古道具屋の店主なので、透子もその仕事に巻き込まれるようになる。これは傑作。古道具をめぐる様々な思いが、人間的なドラマを鮮やかに浮かび上がらせる。忙しい現代社会と異なり、時間がゆっくり流れているような古道具屋の描写がなんとも心地良い。ほっと一息つけるようなところがある。それだけではなく、うつ病やシングルマザーといった重たい要素も盛り込まれている。透子の心のしこりが、古道具に接することで、ほどけていく点に感動。
ナイス ★104 コメント(0) - 4月20日
このレーベルにしては、落ち着いた雰囲気の話と思っていたら、年齢子持ちの割には子供じみた主婦が主人公で、時々いらっとしてしてしまった。所帯じみた感じがあるので、もっとほかのレーベル、出版社で出した方がよかったのでは。新潮ではないよなあ。
ナイス ★12 コメント(0) - 4月18日
最後の大団円のところで、耐震化は大丈夫とか、防火対策も大丈夫とか一言欲しかった。家の取り壊しを防ぐ案が、世間知らずのお嬢さんが思い付いただけのふわふわしたもので終わってる。空き家問題とかもう少しだけ現実を書いて、みんなで協力する流れになったら、もっと読みごたえがあったんじゃないかな。
ナイス ★2 コメント(0) - 4月18日
30代の子持ちの女性が主人公と、このレーベルでは異色の作品。家族の因縁や夫の病などの問題が中心となっているところも、変わっている。人が成長して結婚し、家庭をはぐくんでいくのは甘いことではない。そんな主人公を救うのが古道具だったり、古い町屋だったりする。年を重ねていくことと、家族のことなどて、ページを繰る手を止めて考え込んでしまうような物語だった。
ナイス ★73 コメント(0) - 4月18日
道具を見たら、その人となりが分かるんや。シマイチ古道具商で暮らす中で、道具は金銭的価値ではなく、誰に取って価値があるのか。が重要であり、価値が決まるのだと実感しました!香合・御神酒徳利、呼び継ぎされた皿、卓袱台等、登場する道具を通して、モノと人とが繋りを持ち、その想いが人を動かして行く様なストーリーでした!最後には、立ち退きの危機を、柿の木から広がり、どうすれば町家を残せるのか?島市古道具商に携わった、全員が協力して逃れたシーンは、何とも言えませんでした!
ナイス ★30 コメント(0) - 4月15日
古道具屋を営む島田家に嫁いだ透子は、早くに両親を亡くし高校卒業後すぐに結婚した為、社会経験もほとんどなく、家族との不和にどう向き合えばいいのか思い悩んでいた。そんな中で古道具を通じて、店を訪れる客や店主の義父と関わりながら人との繋がりの大切さを知り、温かさを感じる。徐々に自分にとって大切なもの、守りたいものがハッキリとして、周りの人々に協力してもらいながら島市の為に奔走する姿に心打たれました。
ナイス ★22 コメント(0) - 4月15日
生活を立て直すため大阪・堺市にある夫の実家「島市古道具商」へ引越し、義父と同居をすることになった透子一家。古い町家で紡がれるモノと想いの人情物語。両親を早くに亡くして社会経験にも乏しく、家族を取り巻く現状がこのままでいいのか思い悩む透子。お店を通じて義父やお客と一緒に古道具や人間関係に関わるようになったり、子供たちや夫ともなかなか上手くいかない状況になりかけたりな彼女は色々と大変でしたけど、多くの人に見守られていたことに気付いた彼女が、本当に大切なもののために周囲と協力して奔走する姿は強く心に響きました。
ナイス ★38 コメント(0) - 4月10日
古道具商を営む義理の父の元で同居することになった透子の、お店に来るお客さんや、子供たちとの交流などによって成長していく物語。私が帯から想像して思っていた程古道具が話の中心ではなかったですが、古い襖や屏風から貴重な資料が出てくることがあるとか興味深いこともありました。
ナイス ★13 コメント(0) - 4月7日

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