カラマーゾフの兄弟〈中〉 (新潮文庫)

感想
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  • カラマーゾフの兄弟〈中〉 (新潮文庫)
    615ページ
    4493登録

    あらすじ・内容

    19世紀中期、価値観の変動が激しく、無神論が横行する混乱期のロシア社会の中で、アリョーシャの精神的支柱となっていたゾシマ長老が死去する。その直後、遺産相続と、共通の愛人グルーシェニカをめぐる父フョードルと長兄ドミートリイとの醜悪な争いのうちに、謎のフョードル殺害事件が発生し、ドミートリイは、父親殺しの嫌疑で尋問され、容疑者として連行される。

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    感想・レビュー(2999)

    ★★★★★何て暑苦しい小説だ。仕事のため、少し読むのに時間がかかったが。下巻に続く。
    ナイス ★4 コメント(0) - 4月23日
    このドミートリーいうやつ、ほんまアホやなw
    ナイス ★2 コメント(0) - 4月11日
    ドミートリイの後半パートは半ば純愛小説のようだった。
    ナイス ★2 コメント(0) - 4月10日
    ゾシマ長老の説話、そして死。その様子に衝撃を受けるアリョーシャ。そして物語は大きく動く。父フョードルが殺害され、その嫌疑は長兄ドミートリーに向けられる。前々からドミートリーはフョードルと、ひとりの女性をめぐり争っていたためだが、その女性グルーシェンカから愛を告白された直後というタイミングで当局により拘束されるのだから、かわいそうな人だ。それにしても、ドミートリーもグルーシェンカも、結構自分勝手に話し出す、よくこれで収拾がつくなと思う。さて、フョードル殺害の真相は。気になるところで下巻につづく。
    ナイス ★4 コメント(0) - 4月5日
    前半「ロシア修道僧」で、「生きていることさえ知られないで死んでいく人のために祈る。一人、神の前にたつときに見知らぬ誰かが、自分のために祈ってくれていることを知ればどんなに感動的だろう」を読んだとき、私は詳しくはないけれど、キリスト教の優しさはこれなのかと考えた。 額に汗することなく金銭の価値を知らないミーチャが自分の欲の都合で神は自分を守ってくれると発言。前半の聖と後半の俗の対比がおもしろかった。
    ナイス ★2 コメント(0) - 3月21日
    故郷を離れる決心をつけたイワン。敬愛するゾシマ長老の死に、腐臭を放ったことに対し、悲しみ以外の感情を抱き慄くアリョーシャ。そして愛する人への想いに葛藤していたミーチャは遂に憧れの女性と心を通わせる。しかし、3人の父フョードルが何者かに殺害されたことでドミートリイは投獄されることに。物語は一気にサスペンスの様相を呈してきた。複雑な人間の感情を、登場人物同士の会話で表現している。アリョーショが"人間の魂にそれほど多くのことを求めてはいけないよ、もっと寛容にならなければ‥"とポツリと言ったことが印象的。
    ナイス ★6 コメント(0) - 3月11日
    ★★★★☆ やっと事件発生!読み始めて約1000ページ!そっからの面白さ!尋問のやりとりとか。下巻に期待!
    ナイス ★4 コメント(0) - 3月1日
    上巻の「大審問官」は正直難解でよくわからなかったが、中巻に入って俄然ストーリーが面白くなってきた感じ。ミーチャのジェットコースターのような状況の変化、感情の変化にグイグイ引き込まれる。審理はどうなっていくのか、そしてヒョードルは一体誰に…サスペンスの要素も興味深い。
    ナイス ★5 コメント(0) - 2月21日
    上巻の『大審問官』から引き続くように、キリストはロシア正教の体現者たるゾシマ長老の死と伝説が語られる。朽ちない筈の長老の遺体も、やはり人々と同じように朽ちていくのを目の当たりにし、己の信条が崩れるかに見えたアリョーシャだが、すんでのところで立ち直ることに成功する。一方で、父殺しの嫌疑をかけられた暴走特急の如き兄ミーチャが崖下に転がり落ちるように逮捕、連行されていく。文学でありながら娯楽小説(ミステリ)としての側面も持ち合わせるストーリーテラーぶりはさすがで、俄然物語にのめり込めるようになっている。
    ナイス ★13 コメント(0) - 2月21日
    ゾシマ長老が死去し何故か腐臭が漂い出る、そして父親が何者かに殺される事で、長男に疑いの目が向けられる。
    ナイス ★23 コメント(0) - 2月13日
    上巻が末弟アレクセイの物語だとすれば、この中巻は長男のドミートリイの話だと言って良いだろう。▼よく言われるように父親フョードルはもちろんロクでもない男だが、それ以上に私はこのドミートリイが大嫌いである。読んでいて腹が立ってくる。私の職場にいるのだ。5分で済む説明を、20分もかける輩が。大嫌いなその男とドミートリイが重なって見えたのである。▼だが、この巻を読み終わる頃には、ドミートリイは私のように思えてきた。そうなのだ。きっと、私が彼を嫌いなのは、自分の嫌いなところをさらけ出しているからに違いないのだ。
    ナイス ★7 コメント(0) - 2月12日
    面白くなってきた。
    ナイス ★1 コメント(0) - 2月9日
    何度目かの再読。作者/語り手が、ときどき先走る。そういえばドストエフスキーは先走る人だったなぁとニヤニヤしてしまう。モークロエ編の前半は恋愛パート、そして後半からはいよいよミステリーパートの本領発揮。カラマーゾフの兄弟は、最高のミステリー小説だ!
    ナイス ★8 コメント(0) - 2月6日
    これけっこうミステリー要素強い中巻。ただ相変わらず登場人物の名前はわかりずらい。登場人物一覧などをコピーして読むといいかも。相変わらず登場人物の語りが長すぎて、あり意味面白い。アリョーシャは、頭悪そうなのに語彙力すごいのが笑える。この物語を難しく感じるのは、当時のロシア人の考え方をキャラクターが強く反映し、その言動が、今の我々と大きくかけ離れている点と何度も繰り返される主張に読者が飽きるという点から来ている気もする。
    ナイス ★2 コメント(0) - 2月2日
    zel
    帯の「上巻読むのに4ヶ月。一気に3日で中下巻!」は納得。中巻はさらさらと読めた。上巻も同じように書かれているのに、感じるスピード感も違う。アリョーシャしかり、ゾシマ長老しかり、ミーチャしかり、上巻とはまた違った一面が出てきておもしろかった。 アリョーシャやゾシマ長老のこととミーチャのこと(そしてイワンも)とが下巻でどのように絡んでくるかが楽しみ。
    ナイス ★11 コメント(0) - 1月30日
    suu
    ミーチャの大長編の取り調べは圧巻だった。息遣いや感情が目に浮かぶようなのは、各人物の感情や動作が適材適所でデフォルメと呼べるほどに大きめに表現されている事によるものなのだろうか。そして、なぜカラマーゾフの兄弟が世界的名著と呼ばれるのかは、随所に現れる人間世界の普遍性を鋭く、哲学的示唆と共に叙述している所にあるのだろうか。それらは、まるで現代を見通しているようである。個人の保証は、孤立した個人の努力にではなく人類の全体統一にある等、まさにSNSで可視化された共感時代がいかに自然かを教えているようにも感じた。
    ナイス ★7 コメント(0) - 1月17日
    どんどんのめりこんでしまう『カラマーゾフの兄弟』中巻. 登場人物の心理と人間関係が複雑に絡み合って加速するのが実感できます.
    ナイス ★4 コメント(0) - 1月16日
    欲望うずまく本書。色欲。見栄。独占欲。放蕩。嫉妬。自己顕示欲。優越。虐待。など人の愚かなところが極端な話となって表れるが、その愚かさは我々に全く関係ないものではなく、行動には起こさないだけで、ふっと思ったりすることはある・・・と気付かされるのである。それにしてもだ。長兄ドミートリイの自分に都合の良いことしか考えていない行動は酷い。この人の考えには相手がいないし、サイコパスな感じは否めない。カラマーゾフ流を体現するにはこの男なのか?無神論者次兄イワン、清純な博愛家である三男アレクセイの行く末は・・・。
    ナイス ★24 コメント(0) - 1月15日
    上巻と較べて比較的読み易かった印象。実質中巻での主人公たるドミートリィの憎めなさ、放埓で無頼を気取る行動の芯にある、兄弟たちの中で一番の人間臭さが、この一般的に長くて取っ付きづらいと思われる小説の世俗的な味を出し、それが読み易さに繋がっていますね。 また、出来事が並置的にされがちな純文学において、ここではどう見てもフョードル殺しの犯人はドミートリィと見せ掛けながら、「実は違うんじゃないか」としっかり物語としての妙を見せてくれています。下巻はどうなる!?
    ナイス ★5 コメント(0) - 1月7日
    「カラマーゾフの妹」を読んだので再読。
    ナイス ★18 コメント(0) - 1月5日

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