人工知能の核心 (NHK出版新書)

感想・レビュー(26)

私はNHKスペシャルも視聴済みですが、放送を観た後でもさらに勉強になる内容です(もちろん観てなくても大丈夫です)ちなみに将棋の知識は全くなくても読むのに支障はないです。読みやすいですがいろいろと考えさせられる奥の深い内容、きわめて質の高いレポート、いう表現がよいでしょうか?
人工知能に対する関心が高い羽生さんの知見を綴った本である。 人工知能の得手不得手は何か、今後苦手な分野を克服できるか また感情を持たせて人間に近付けることはできるか、 人工知能とどう付き合えばいいかなどに触れている。 個人的には最終的には人間が判断することが大事という言葉が残った。 人工知能の発展は避けられないが、人間が制御できなくならないよう倫理のあり方にも注目していきたい。
テーマが人工知能について、ということもあり、今までの羽生さんの著書に比べるとずいぶん専門性が高い内容になっていると思う。羽生さん自身は、この分野の専門家ではないけれども、将棋を通じて「人間の思考」というものを長きにわたって考えてこられたということもあり、人工知能の現状や将来について、様々な指摘をしていて、とても興味深かった。 人工知能との出会いで、羽生さんの将棋もまた一段と強くなるかもしれない。
ナイス ★1 コメント(0) - 3月19日
NHKスペシャルの内容を思い出しつつ、楽しく読めた。 羽生ファンとしてのバイアスを差し置いても、将棋棋士である羽生さんが人工知能に対して一冊の本にまとめれるということの、とてつもない知的好奇心と幅広く深い教養には下を巻かざるを得ない。今後人工知能が普及して行く中で、同じレベルとは言わないまでも、どのように社会の中で扱っていくかは、全ての人が考えていかなければならないだろう。
映画 ターミネーターにおけるスカイネットの暴走。「人工知能の進化は人類にとって脅威になり得る」と考える学者もいる様だが、人間はそれほと愚かではないと思う。政治や外交問題を多数決で判断する際、人工知能にも一票与える程度がいいのでは‥‥ 人工知能は神では無く間違う事もあるのだから。
ナイス ★11 コメント(0) - 3月19日
普段はあまり馴染みのない分野の本でしたが、とても興味深く読めました。人工知能の技術は日々進歩していて、今後はそこに倫理観も加わって、ますます発展してゆくんだろうなぁと思います。少し論点はずれますが、ロボット三原則が提唱されているというアイザック・アシモフの『われはロボット』を読んでみたくなりました。
ナイス ★5 コメント(0) - 3月18日
人工知能の判断はブラックボックスで人間にはプロセスが理解できない。 なぜなら、人口知能は人間に関心がない、恐怖心がない、人間とコミュニケーションできないから。 最後の判断は人間が行う必要がある。大切なことは「個性」と「多様性」。
ナイス ★4 コメント(0) - 3月16日
羽生さんの視点から語られる人工知能(AI)の今とこれから。説明が丁寧で分かり易い内容だった。アルファ碁の開発者などAI開発の最前線にいる人たちと接して得られた知見から、著者なりのAIに対する考え方や期待、今後どう付き合うべきかを述べている。人に有ってAIに無いものとして挙げる「美意識」という概念が面白かった。その有無を単に良し悪しとするだけでない見解は流石。人に近づける手法の汎用性は最近見え始めているPF化によって進展する可能性があるかも。最後は知性とは何かという興味に行き着くところに著者らしさを感じた。
ナイス ★17 コメント(0) - 3月12日
★★★★★
第2章までが特に面白い。すなわち、羽生さんが、将棋から眺めた人工知能の分析だから。人工知能は恐怖心がない、など示唆に富む内容。
ナイス ★48 コメント(0) - 3月11日
羽生さんは僕と同じ昭和45年度組なんですが、なんでこんなに差がついたのか不思議です
ナイス ★1 コメント(0) - 3月9日

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