コンビニ人間

感想・レビュー(9463)

似たような環境に覚えがあるからこそ、奇妙な親近感と、絶望的な狂気を感じた。ただ、自分自身がこうなる可能性もあったな、とも思える部分が多くて気がつくと読了していた。
ナイス ★7 コメント(0) - 2月26日
私が読んだ芥川賞作品は、これが分からなくては、ダメなんだろうか?とプレッシャーに感じていたのだと気付かされた。あなたは、あなたでそれでいいし、私は私でいいじゃない? 最後の自分の手を抱きしめるところがすごい。自分もそうしてあげたいと思った。
ナイス ★11 コメント(0) - 2月26日
あまり期待していなかったが、面白かったし表現が良かった。主人公が純粋すぎて愛おしくなる。
ナイス ★10 コメント(0) - 2月25日
ひとは大学へ行きそこそこ恋愛をし 就職、結婚を経て 子ども産み育てるが普通であり その範疇から逸脱したものたちは 例えば 就職も結婚もせず子どもも産まないのは ひととして外れているのか 何をもって普通というのかを 問われる本。 コンビニのバイトで生計をたてる恵子は 普通から外れてる人として描かれ 社会から奇異の目でみられるが 結局のところ 自分の居場所はコンビニだと悟り 自分の大切なものを見つけられるのならば 普通か普通じゃないかなんて 自分次第だと 感じた。
ナイス ★17 コメント(0) - 2月25日
誰でも社会の一部でもあり、わたしの世界の中心でもある。古倉さんのようにマニュアルがあっほうが心地よい人は少なくないと思う。白羽さんみたいな何もかもを否定し続ける人は大変だろうな。遠回しに自分を否定してるんだから。怒って駅に向かった白羽さんはどこに向かう電車に乗ったのだろう。
ナイス ★19 コメント(0) - 2月25日
yoo
うまく行きられないと思っている周りの人たち。何が普通かわからない主人公。読み進めているうちに、周りが思っている普通の押し付けが苦しくてちょっと怖くなった。騙されて言いなりになってしまうのかハラハラしたが、こんなにも天職を自分できちんと選択できているではないか。がんばれと応援したくなる。
ナイス ★22 コメント(0) - 2月25日
そうか。叱るのは、「こちら側」の人間だと思っているからなんだ。だから何も問題は起きていないのに「あちら側」にいる姉より、問題だらけでも「こちら側」に姉がいるほうが、妹はずっと嬉しいのだ。そのほうがずっと妹にとって理解可能な、正常な世界なのだ。(本文より)
ナイス ★19 コメント(0) - 2月25日
kei
多分、主人公は自閉症スペクトラムと分類される人なのだろう。他者との距離の取り方、感情を汲み取る事が出来ず戸惑う様はリアルだ。コンビニの様に自分の取るべき行動がマニュアル化され、環境が構造化されていれば、こんなにも生き生きと活躍出来るのだと再認識した。「普通となる」「治る」と言うのは、大多数の人の見方であっても、決して正解ではないのだ。コンビニの音と共に働く古倉恵子さんに幸あれ! 良い読書が出来ました。
ナイス ★55 コメント(7) - 2月25日
タイ人から借りた本。最初はこんな人いやだなと思いながらイライラして読んでいたけど、そのうち回りの人たちもちょっとどうなのかと思い始める。主人公のように精神的なことで社会とずれた人はいるだろうし、回りの価値観を人に押し付けるのはどうかと思ったり。すごく早く読める本ではあったけど、その分手応えはないような気もする。それなのに後になって色々考えてしまいそうな作品でした。
ナイス ★23 コメント(0) - 2月25日
ショッカーの怪人みたいなタイトルだけど、言い得て妙だった。 そんな「怪人」の、「人間」とはズレた感覚が暴走していくのだけど、仮面ライダーなどいないので、倒されることもなく、生き続けることになる。その生きていく上での折り合いのつけ方がなんとも不気味で、不穏な印象になっている。 この作品は極端に描かれているけど、この感覚に心当たりがある人はけっこういるんじゃないかと思う。
ナイス ★30 コメント(0) - 2月25日
情熱大陸のような仕事系ドキュメントを想像していた。全く違った。あまりにも徹底し過ぎていて、古倉さんの仕事ぶりはコンビニが生み出した機械みたいだった。求められることに正確に応えているけど、やりがいとかこの仕事大好きみたいな個人的な感情は一切見えてこない。でもコンビニ店員になるべくして生まれたとも違う。 ラストはハッピーエンドなのか、そうじゃないのか。判断は読者にゆだねますと言われたような不思議な読後感だった。
ナイス ★28 コメント(0) - 2月25日
最終的にどう受け止めて良いかわからない作品でした。白羽さんと一緒にいない方が良いことは確か。社会の中に組み込まれて、みんな常識の中で生きているが、100%ではなく、コンビニ人間としての生き方も良いのでは?ルーティーンワークが生む安心感や心の平穏は好きです。古倉さんにはコンビニの正社員としての活躍の場がありますね。
ナイス ★29 コメント(0) - 2月25日
物語も読みやすくて、面白かった。読みやすい方の芥川賞なのかも。
ナイス ★20 コメント(0) - 2月25日
普通って何だろう?
ナイス ★18 コメント(0) - 2月25日
Em
古倉さん、ちょっと突き抜け過ぎているけれど、共感できる部分も多々ありますね。周りの価値観とは共感しあえなくても、犯罪を犯すわけでもなく、ちゃんと働いて淡々と平穏に生きているだけなのに。でも、コンビニでさっさと社員になっていたら(もしくは、なろうとしていたら)解決できたことも多かったんじゃないかな?
ナイス ★40 コメント(0) - 2月25日
主人公に共感するところが多かったが、後半にいくにつれ行動に違和感を感じるようになった。彼女は理解できないことが多くても近づこうと努力しており「普通の人」たちよりもよほど周りに優しいのではないかと思った。あと、単純に自分の将来を考えて怖くなった。許容できる側の人間になりたい。作者の他の本を読んだことがないので合わせたのかは分からないが、淡々と状況がかかれており主人公の性格に合ってるなと感じた。彼女がいつまでコンビニ人間として生きていくのか気になる。
ナイス ★33 コメント(0) - 2月24日
行き過ぎたマニュアル人間のお話。面白いけど、読み終わってまず思ったのが怖いでした。読んでいて彼女の気持ちが理解出来てしまうのがまず怖い。そして、普通に固執する周りの人が怖い。けど、ここに来てほかの人のレビューを見てあ、同じことを思ってる!私だけじゃない!って思って、あぁ、こういう事かって……結局自分が他とは違うのを恐れてるから、ほかの人と一緒になりたがってしまうんですよね。
ナイス ★39 コメント(0) - 2月24日
読み易く優しげな文章ですが、ものすごく痛いところを突かれ続けた感じでした。主人公の感覚も極端だけれど、「普通」を押し付けられることには疑問を感じます。そもそも感覚も価値観も人それぞれ。「普通」だって十人十色。余程迷惑でない限りは、共感しなくていいから許容するという姿勢も必要だと思います。
ナイス ★40 コメント(0) - 2月24日
よりリアルな「逃げるは恥だが役に立つ」
ナイス ★20 コメント(0) - 2月24日
すんなり読めた。グサグサと来た。自分も異端児。何も産み出さないモノ。一番排除しても良い存在。なんだか周りの皆と足並みが違うと5歳の頃から感じてた。「変わり者」って言葉がいつしか褒め言葉と受け止めるようになって。「普通」を求めて努力した事も何度もあったが、その度に病んだ。自分らしくなくなった。だから「コンビニ人間」でも良いと思った。
ナイス ★50 コメント(0) - 2月24日

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