火花 (文春文庫)

感想
509
  • 火花 (文春文庫)
    180ページ
    2079登録

    あらすじ・内容

    「火花」待望の文庫化!
    第一五三回芥川賞を受賞し、二〇一五年の話題をさらった「火花」が文庫化。受賞記念エッセイ「芥川龍之介への手紙」を併録。

    あらすじ・内容をもっと見る

    感想・レビュー(1373)

    気になりつつ2年も経ってしまいましたが、文庫化のタイミングで購入。読み始めは、これは一体どんな話なのだろう? 何を描いた作品なのだろう?と手探り状態。しかし読み進めていくうちに、どんどん魅了されていきました。徳永、神谷という”人間”を、ひとつ残らず書き切ってしまえる又吉さんだからこそ書けたものなのではないかと感じます。繊細な文章が凄く好みでした。芥川賞を受賞したわけも、分かったような気がする。後半は、理由の分からない感情がこみ上げ、涙をこらえながら読了。いい小説でした。
    ナイス ★10 コメント(0) - 4月26日
    最初、神谷さんに、ものすごく気を使っていた僕が、最後には自分の考えをはっきり言って意見しています。神谷さんと歩む道は違ってしまってけれど、自分らしく生きることを学んだ僕。途中でやめてしまっても、人生のいろいろな経験や出会いのひとつひとつに無駄なものはないと思いたいです。お笑いも、テレビも、ほとんど見ないのですが、芸人さんの世界はこんな感じなのかしら?
    ナイス ★21 コメント(0) - 4月26日
    やっと図書館から借りられて読めました。神谷さん、人として魅力的だけど、コメディアンって笑えない生活してるんだぁって可笑しくなりました。
    ナイス ★19 コメント(0) - 4月26日
    ブームのほとぼりも冷めたところで読んでみた。読み終わった最初の感想は、「うわぁ、なんだこの余韻は。」だった。主人公はどうしてもピースの又吉にしか思えないんだけど、それはそれでちゃんと成立していて、まともに物事考える僕たち側の人として描かれる。そして、その対極としての芸人の姿が鮮明に描かれる。芸人の話ではあるけど、人の生き方におけるうねりが、文脈の中にあって、そのうねりが心地よかった。布団で逆立ちするキリン。ボケてみた。
    ナイス ★21 コメント(0) - 4月25日
    お笑い芸人の世界観ってこうなんだ、って分かった。サラリーマンとは異なる世界。文章は読みやすいが、内容としては好みではなかったなぁ。
    ナイス ★14 コメント(0) - 4月25日
    この世界観は芸人又吉にしか書けない。テレビなどで舞台袖からマイクに向かって歩いていく芸人の後ろ姿を見かけることがあるが、どの背中もかっこいい。その感じをそのまま描かれてるなと思った。解散ライブのところはものすごいエネルギーを感じたし、泣かされた。ラストは意外すぎて言葉が出ない。
    ナイス ★23 コメント(0) - 4月24日
    文庫本が出るまで待ってました。おもしろいとテレビで芸人さんが言っていて楽しみにしていましたが、芸人さんがおもしろいと言っている意味は分かりました。芸人の又吉だからこそ書けるリアルさ。徳永のお姉さんの所では涙したし、やり取りもクスッと笑えるところもあった。豊胸には私もドン引きwwどんな話?と聞かれると、リアルさがある芸人の生活、苦労、葛藤、解散、解散後の生活。後輩が師匠と仰ぐ先輩とのやり取り。そこでなにが伝えたかったのかと聞かれると、うーん。分からない。が、素直な感想。
    ナイス ★20 コメント(0) - 4月24日
    この本を読んで笑うことも泣くこともなかったけど、ただ心に漣が立つ文章だった。タイトルが素晴らしい。
    ナイス ★17 コメント(0) - 4月24日
    文庫化を機に一読。又吉さんの自伝的小説なのかなと。世間とのズレに違和感を覚えている(と私は勝手に思っている)作者の感覚がそのまま徳永に投影されている。特殊な世界に身を置く芸人でも秩序はあるし、既に形成された場からズレが生じさせてしまうと煙たがられてしまう。そうした中でも信念を貫こうとする神谷さんは大馬鹿だが、カッコ良くもある。電気を消してくれる又吉くんのデビュー作は期待通りだったが、個人的には自由律俳句やエッセイをもっと生みだしてほしい。
    ナイス ★24 コメント(0) - 4月23日
    悪い意味での先入観があって手に取らずにいたけれど、ドラマが味があってすごく好きなので読んでみた。芸人たちの光と闇。浮き沈みのある日常と葛藤。派手な事件がおきたりするわけじゃないけど文章からしみじみとした味がでていて、もっと読んでいたいなと思える世界観。徳永に神谷さん。人らしい感情がひりひりする。変に構えず、きちんと読んでみてよかったなと思った。
    ナイス ★39 コメント(0) - 4月23日
    最後のオチがとてもシュールで、そして、すごく衝撃だったのと同時に、今の世の中に対してのメッセージであると思いました。また、それぞれの登場人物に感情移入してしまい、何ともいえず切なくなりましたが、とある一文で、とても救われ少し勇気と元気を貰いました。
    ナイス ★27 コメント(0) - 4月23日
    お笑いを目指す若者達の葛藤。オモシロイって、どういう事だろう。痛々しいまでにお笑いに対して真摯な神谷。でも、報われる事はないのだろうとさみしくなった。
    ナイス ★29 コメント(0) - 4月23日
    前半は読み進めるのに疲れましたが、後半はしっくりきました。同質なものが自身にも内在しているのかもしれません。切なさと、毒と、エネルギーを感じます。★★★☆。
    ナイス ★28 コメント(0) - 4月23日
    『火花』『夜を乗り越える』『東京百景』と続けて読み、ネット動画でピースの昔の映像をたくさん観た後に、ゆっくりと再読してみた。すると、初読では見落としていた様々なことに気が付き、文章のそれぞれに、しみじみ味わい深いものを感じた。売れずに消えていった、あるいは浮かばれないままのお笑い芸人たちの苦闘の日々は、みんな無意味ではない。その存在そのものが、現在の”お笑い”となって輝いている、という一文は、真実として私の胸を打った。お笑い芸人という職業に対して、そろそろ私たちは冷酷な色眼鏡を外すべきではなかろうか。
    ナイス ★33 コメント(0) - 4月23日
    ami
    神谷さんが純粋に笑いを追求してるところと、それを尊敬してる主人公の関係が良かった。最後の展開には驚いたと同時になぜな切なくなってしまいました。
    ナイス ★27 コメント(0) - 4月22日
    コンビの違うお笑い芸人二人による私生活でのつきあい。お笑いのボケ・突っ込みを小説中でよくするのだけれど、電車の中で吹き出してしまったくらい面白い。(漫画のカメレオン以来の出来事)最後は、先輩と後輩でのお笑い芸人ランクの逆転や主人公のコンビ解散などがあるが、神谷という存在が、たぶん多くの読者の心の中にある部分で、世間常識を持つ主人公とのやりとりで、個と世間・本音・建て前を強烈に突っ込んだのかなと思った。最後の芥川龍之介への手紙もよかった。ピースのライブを見に行きたいなと思えました。
    ナイス ★27 コメント(0) - 4月22日
    気になっていてようやく読める機会が出来たので。若手芸人の熱さと葛藤、苦悩がじんわりと伝わってきた。神谷さんが強烈すぎて一気に引き込まれた。物語自体は淡々と進み、日々を追っていく。最後の漫才シーンうるっときた。神谷さんと徳永くんのメールのかけあいが好き。師匠愛の向け方も胸に来るものがあった。2人は全然違うけど不器用でな部分は似ているね。神谷さんの方がより真っ直ぐで自由で、流されない。そんな生き方が羨ましいと思ってしまった。ラストのエッセイの書き方が好き。次回作も読んでみたい。
    ナイス ★32 コメント(0) - 4月21日
    物語という面で優れているわけではない。ものすごい盛り上がりなどはなく、終始淡々と進む。だから「つまらない」だとか「意味がわからない」という感想を持つ人も多くいたのではないかとは思う。ましてやあまり小説は読まないという人に、おすすめできる小説ではないのかもしれない。ただ何人かの心には絶対に刺さっただろうと思う。ブレずに切実に一つのことを突き詰めていく主人公たちの姿・この小説の文章に救われる人は結構いるだろうなぁ
    ナイス ★28 コメント(0) - 4月21日
    最後の漫才シーンは不覚にもうるっときましたが、全体の感想としては著者の持論をキャラクターに代弁させてるだけのように感じ、やや退屈でした。
    ナイス ★17 コメント(0) - 4月21日
    最後がいまいちですが、面白かったです
    ナイス ★20 コメント(0) - 4月21日

    あなたも読書メーターに登録して感想を投稿してみませんか?

    又吉直樹の関連本

    劇場
    劇場
    246登録
    東京百景 (ヨシモトブックス)
    東京百景
    2891登録

    この本を読んだ人がよく読む本

    火花をシェアする

    火花の 評価:82 感想・レビュー:509