その鏡は嘘をつくの感想・レビュー(543)

CK
薬丸さん特有のやるせなさが、今作はちょっと弱めだった気がします。サバ缶のくだりは強引すぎる気が?
ナイス ★12 コメント(0) - 5月16日
夏目刑事シリーズ第二弾。鏡だらけの部屋で自殺した、痴漢逮捕歴がある外科医の須賀邦治。志藤検事は、現場の様子から須賀の死を他殺だと疑い始める。一方、夏目刑事は行方不明だというイトコ・浅川幹夫の捜索願の提出を断られている沙紀に出会う。医者家庭に生まれた子供の将来。医療ミス。医大への裏口入学。医療世界と人間の心の闇を複雑に映し出していく。医者の役割を考えれば、能力がない者が無理矢理医者になる事に嫌悪を持つことは理解できるが、学生に対して須賀がさせたことが異常過ぎた。缶詰をスコップ代わりとの発想は難解です…。
ナイス ★13 コメント(0) - 5月15日
夏目刑事シリーズ2作目です。前作は短編集でしたが,本作は書き下ろし長編でした。作品全体の雰囲気が,主人公のキャラに包まれた優しいものに感じました(悪人というか,倫理感を欠く人物も出てきますが,心底悪い人間が登場していないと思います)。志藤検事との対比が作品全体に幅を持たせ,二人のキャラが対立軸のようにはなっていますが,根底に流れるものは同じだと感じました。
ナイス ★8 コメント(0) - 5月12日
sai
夏目刑事と志藤検事、それぞれに事件を追いながら真相に近づいて行く。そして両者が対面したところからクライマックスまで一気読みでした。相変わらず夏目さんは穏やかで安心しました。このシリーズまだまだ読みたいです。
ナイス ★11 コメント(0) - 5月9日
一貫して夏目の感情を抑えた冷静さ、優しさが表現されている。これは「刑事のまなざし」を読んだ後だから解る夏目の心理状態。鋭い推理を基に直線的に捜査を進める検事と、些細な出来事を関連付けて回り道しながら事件の全容を捉える夏目が並行で殺人事件を解明するが、互いに競争する訳でもなく、二元中継のように物語が進行。少し判り難かった。解明された真相は、推理ものとしては良かったと思う。
ナイス ★10 コメント(0) - 5月6日
ミステリーではありますが、とても深い人間ドラマです。 読後に暗い気持ちになるのがチョット辛いです。
ナイス ★8 コメント(0) - 4月27日
なかなかのラストでした。登場人物が多そうで不安でしたが全然大丈夫でした^^; ★4.5
ナイス ★5 コメント(0) - 4月23日
夏目さんにまた会えた!ワクワクしながら一気読み。いや~流石!薬丸岳は面白いし人間ドラマがあり、またそれも無理矢理感がなく、読者をすーっと物語の中に誘い込む。素晴らしい!大好きな作家さん。
ナイス ★59 コメント(0) - 4月22日
奇妙な部屋で死んでいた医師をめぐるいろんな事件と周りの人々の葛藤の物語。 夏目は懐が深くて、事件関係者にちょっと甘い。志藤は厳しくて正義と真実を求めて人々と接します。終盤まで、殺された医師が悪い人間と気づきませんでした。最後の最後まで面白く読めました。
ナイス ★14 コメント(0) - 4月20日
前作が好きだったので、今回も楽しみに読んだ。長編なので途中少々中だるみ感もあったけど、読後感は爽やかで良かった。中だるみ感の原因は、夏目のパートナーの涼子がちょっと役不足だったからかな。夏目側の話は涼子によって進められるので、彼女がもっと魅力的に見えればもっと面白くなったかも。志藤検事は良かった。彼が主役のスピンオフとかも読んでみたい。
ナイス ★13 コメント(0) - 4月20日
★★★★★
ナイス ★1 コメント(0) - 4月17日
一気読み。最後まで、犯人がどちらなのかわからなかった。これまで読んだ薬丸岳さんの本には、珍しく読後爽やかだった。
ナイス ★7 コメント(0) - 4月17日
ふぅ…。裏口入学と救えなかった幼い命を心の傷として生きる、エリート外科医の愛人でもあった女医。その外科医の本質を知った時、それまでの愛情が殺意へと変わる。しかーしっ、例え裏口入学で医学部に紛れ込んだとしても各学年試験や6回に渡る進級試験、臨床実習、そして国家試験を乗り越えてようやく医師となれる現実で、一生負い目を覚えるほどの問題なのだろうか。無能なら途中で医師になれなかったはず。そして救えなかった命も、手に負えないなら対応できる他の医療機関に紹介するのが現実だと思うが…。やや期待外れな感が否めなかったな。
ナイス ★222 コメント(0) - 4月13日
 とにかく辛さが重く残るが、満足感のある読了感だ。途中で読み止まることができずに人間ドラマに引き込まれた。登場人物の多さと、転回のめまぐるしさで、冒頭は内容の掌握に手間取ったが、ストーリーの面白さがそれを救ってくれた。痴漢の汚名を背負った外科医が嫌疑不十分で釈放される、その直後に自殺をする。本当に自殺なのか? 疑問を抱いた正義感の志藤検事と、所轄の人情刑事夏目が真相究明に入る。キャラの違う二人の人の心中を読み取る推理が読み応えがあって面白い。薬丸岳の持ち味をだしたミステリー人間ドラマで楽しめる一冊である。
ナイス ★86 コメント(0) - 4月8日
部屋の用途は職業から割と安易に推察できたものの、実際は更に悪質な悪意に基づいて歪んでいた。実力がない者を許し難いとなるのはわかるが、人の命を軽んじてまでいたぶる様は助けられなかった。助けたい。から本末転倒なのに。何作目からかばたばたっと終わる気がして後半のスタミナ切れが残念。お母さんにつきっきりだったとか速達の文体とか検事はいいの?とか違和感が。。伏線の回収には仕方ないのかなぁ。個人的には夏目の視点をもっと見たかったのと、バットマンの比喩は好きでした。
ナイス ★6 コメント(0) - 4月4日
文庫にて読了
ナイス ★6 コメント(0) - 3月29日
鏡の存在がいまいち納得できなかったので残念。タイトルも装丁も読者がひくくらいこだわってるのが理想です。ストーリーよりキャラクター重視なので、どんでん返しのためにキャラがぶれてるように感じた。夏目シリーズのキャラは全体的に納得できない。存在してない感じがする。
ナイス ★3 コメント(0) - 3月21日
図書館本*今や東野圭吾の次に好きな薬丸岳のミステリー。今回は、「刑事のまなざし」でおなじみ夏目信人刑事が活躍する長編。鏡に囲まれた部屋で自殺したエリート医者と、失踪した医学部受験を控えた少年。そして、そのいとこ・予備校の先生・・・いろいろな登場人物が二転三転する証言をする。正義感溢れる検事の志藤とのやり取りもなかなかいい。単なるミステリーではなく、すごく心に訴えかけるものがあるのがこのシリーズの好きなところ。
ナイス ★12 コメント(0) - 3月8日
★★★☆☆ 夏目シリーズの二冊目をやっと読めた。「刑事のまなざし」「刑事の約束」と違って長編作品で、夏目だけではなく志藤目線からも物語は進行するのでそれなりに楽しめた。が、実際ストーリーとしてそこまでの衝撃もなく、私の好きな薬丸らしさはあまり感じられない作品だったかなというのが正直なところ。嫌いじゃないけどね。
ナイス ★9 コメント(0) - 3月7日