蜜蜂と遠雷の感想・レビュー(2256)

長丁場のピアノコンクールを満喫。コンテスタント、聴衆、審査員、調律師、ステージマネージャー、色々な立場で追体験できて、楽しかった。しかも、読了とともに音楽が終わって寂しくなるのではなく、ここから自分の世界に新たな音楽が流れ出すような、開放感と明るさに満ちた余韻がある。もしかしたら風間塵の影響で自分の演奏も変わっているかもしれない。音楽への愛、努力する喜びを再確認させてくれた本に感謝。
ナイス ★45 コメント(1) - 4月26日
★★★★★流石、直木賞&本屋さん大賞をW受賞した作品。上下段の500ページも一気読み。何やらCDも発売されるとか、、、。欲しい!昨年の本屋さん時「羊とハガネの森」を読んでいるの、更に楽しめるのでオススメ。
ナイス ★39 コメント(0) - 4月26日
直木賞授賞の時に手にしたが、開けた瞬間文字の多さに無理!って思って本を閉じてしまった(笑)。直木賞本屋大賞ダブル授賞とあって読み始めたらスルスルと引き込まれた。文字だけでも感じる事の出来る音楽の表現が素晴らしく、身体に感じる音、響きがあった。登場人物の気持ちが入り気が付けば涙が流れてる。音のない音楽がこんなにも素晴らしいと思ったのは初めて。
ナイス ★51 コメント(0) - 4月26日
長かった…。ここ数日の通勤のお供でした。前半はかなりのめり込んで読んでいたので半分くらいの分量ならもっと感動が残ったんだろうな。
ナイス ★26 コメント(0) - 4月26日
ミステリーやファンタジーではよくあったが、このジャンルの本でもう一度読みたいと思った本は久しぶり。まだ頭の中に、あの場面やこの場面が残っている。以前から恩田陸さんの文は美しいなあと思っていたけれど、この本はその集大成ともいえるのではないかと思う。そして、音楽コンクールに関わるあらゆる人に焦点を当てているのに、物語はちゃんと一つのの方向にまとまっているのが凄い。塵くんの心情だけあえて抑え目に書かれているのも心憎い。とにかくもう一度読もう!
ナイス ★51 コメント(0) - 4月26日
世界は音楽に溢れている。聴きなさい、塵。耳を澄ませなさい。世界に溢れている音楽を聴ける者だけが、自らの音楽をも産み出せるのだから。p219
ナイス ★28 コメント(0) - 4月26日
あの分厚い本がスルスルっと読めました。 メインの登場人物の全員が「音楽と神様に愛された人達なのねー」と思い読みました。 各々に目指す場所があり、楽しみながらピアノを弾く彼らは素敵でした。 読みながら「ピアノの森」のカイと塵君がダブりました(笑)
ナイス ★87 コメント(0) - 4月26日
芳ヶ江ピアノコンクールの聴衆になった気分になれる一冊。音楽という本来は「聴く」ものをこれだけの文章で、小説として「読む」ものとして表現できているのがすごいです。そういう意味では、恩田さん自身が音楽を連れ出すことに挑戦したひとりなのかもしれません。コンクールの第三次予選までの緊張感と、本選のどこかほっとした緩んだ雰囲気というのは、文章の比重からも感じとれました。それぞれの課題曲を聴きながら読むと、楽しさも臨場感も倍増です。より小説の世界に浸れます。宮下奈都さんの『羊と鋼の森』と併せて読むのもおすすめ。
ナイス ★60 コメント(2) - 4月26日
主人公たちを中心に、様々な人物の視点を効果的に用いている。それぞれの登場人物の感情が「思った」「感じた」という形で直に提示されることに最初はやや疲れたが、慣れるにつれだいぶ読みやすくなった。特に最終盤はとても安心して読めた。また、何ステージ分も音楽を書き分ける筆力は確かにすごい。ただし、同時に進行する個々のストーリーの大部分は、よくある青春物語に過ぎない。この点で、高島明石が(サブ的ではあるが)主人公の一角を占めていることが、小説全体を陳腐化から救っている肝であるように感じられる。
ナイス ★43 コメント(0) - 4月26日
コンクールを鑑賞しに行ってる気分を味わえた!久しぶりにラフマニノフ弾きたいな~
ナイス ★30 コメント(0) - 4月26日
圧巻でした。最初は、何で蜜蜂なんだろう?と不思議でした。皆、素晴らしいコンテスタントです。ピアノという繊細な楽器がかもし出す音を目でたどりながら、コンクールを満喫できたと思います。「春と修羅」聴いてみたいですね。
ナイス ★44 コメント(0) - 4月26日
秀作。 こんな風に読み終わったとたん、今まで全く興味のなかったクラシックが聞きたくなるってスゴイ。 原田マハの楽園のカンヴァス読み終わったときには絵画鑑賞したくなったから、ただ単に感化されやすいだけかも・・・ でも、これが直木賞と本屋大賞の2冠かぁ。恩田陸やったらもっと面白い本いっぱいあったけどなぁ
ナイス ★38 コメント(0) - 4月25日
間違いなく今までに読んだ恩田作品中の最高傑作です。特に第一次予選の描写は圧巻でした。どの曲がどんなメロディなのか全くわからないにもかかわらず、実際に聴いているようでした。あまりにも曲が多くて第二次予選以降は満腹になりました。風間塵の演奏曲の中にリストの「小鳥に説教するアシジの聖フランチェスコ」があります。私はこの絵が観たくてイタリアのアシジを訪れたことがあります。曲があることを初めて知りました。小鳥との会話、さえずり、はばたきがどのように表現されているのか?ぜひ一度聴いてみたいです。
ナイス ★117 コメント(0) - 4月25日
私達は、なんてすごい「ギフト」を贈られてしまったのだろう。音楽小説はこの「風間塵=蜜蜂と遠雷」以前以後を持って今後きっと語られるようになる。ピアニストと私達読書家はきっとよく似ている。白い紙に文字と音符。黒鍵と白鍵。このただ一音を表現する為の手段。それを無数に連ねる事が、こんなにも感動を呼ぶ。共感も、扇情も、あらゆる事が出来る!私達はこの一音の上では平等だ。ううん、きっとそうじゃない。一音が本来持っている力を、私達はただ開放するだけなんだ。ギフトは私達の掌の中にある。次へ託そう、私達の未来を。私達の世界を
ナイス ★176 コメント(3) - 4月25日
物語に深く引き込まれ、500頁二段組みの重厚さを全く感じませんでした。気づけば読み終わってしまったといった感覚。ピアノコンクールの世界の過酷さ、熾烈さ、そして美しさが見事に描かれています。‬‪小説を通して自分の知らない世界を共有できるこの感覚。堪りませんね。
ナイス ★75 コメント(0) - 4月25日
☆☆☆本屋大賞受賞時、ちょうど長い間待った図書館から連絡!グッドタイミングで読み始める。国際ピアノコンクール…ピアノ習った事もない私からしたら、とてつもない話。しかも500ページ超2段構成。読み終えられるか不安だったけど、ホントに音楽が語りかけてくる感覚。塵くんが気になって最後は一気読み。ピアノ弾けるっていいな(笑)
ナイス ★52 コメント(0) - 4月25日
タイプの違う天才肌のピアニストの卵達がコンクールを通し触発し合い才能を開花させていくお話。凄く面白かった!読書中はのだめカンタービレをよく思い出しました。舞台がコンクールなので様々な曲目が作中にでてき、この曲を言葉で表現するとこうなるのか!と情景が胸にすーっと入ってきました。逆に知識のない曲の数ページに渡る解説は時に読むのをしんどくさせました。自分に音楽の知識があればもっとこの世界に浸れるのに!結末が気になり急ぎ足で読み進めましたが、もう一度一つ一つ音楽と照らし合わせながらじっくり読みたいそんな作品でした
ナイス ★54 コメント(0) - 4月25日
とっても綺麗なお話でした。世界は音楽に満ち溢れているんだな。音の描写がきれいな文章で描かれているから、きれいな世界をのぞかせてもらった気分です。本選で誰が優勝するのかな?と思っていたけれど、順位なんてどうでもよかったです。一人一人の成長も読んでいて楽しかったです。いい本を読めて満足♡
ナイス ★63 コメント(0) - 4月25日
浜松かと思われるピアノコンクール1次~3次、本選にチャレンジした特色ある若者たち。特に風間塵というピアノすら持たない特殊な天才に周りが化学反応してコンクールの過程の中でも変化がある。中山七里とかぶる気がするんだけど、音楽や演奏の描写がよりスケールが大きいというかおおげさで選考が進んで行くにあたってだんだん文章が長くなっていく。汗と努力の結晶のようなリアルなコンクールというよりなにかファンタスティックな世界で繰り広げられる青春ドラマのようで、もちろん音楽好きとしても面白く読めました。
ナイス ★55 コメント(0) - 4月25日
文字を読んでいるはずなのに、頭の中は音楽で溢れる不思議な本でした。読書しながら背中がゾクゾクするとという初めての体験をしました。まだ余韻に浸っていたいので、しばらく別の本に手が伸びそうにないです^^;
ナイス ★55 コメント(1) - 4月25日

2017年本屋大賞ノミネート作品シリーズ