思い出のとき修理します (集英社文庫) - ミルルンさんの感想

心がじんわりあたたかくなるようなお話でした。少し寂れた商店街。そこで起きるちょっと不思議な出来事。ひとつひとつのエピソードにじんわりしましたが、時計屋さんと明里の事情が明らかになり、過去の痛みや辛い思い出がお互いの優しさで少しずつ癒されていく最後の2章が、特によかったです。昔懐かしい商店街の雰囲気も、大学生だという太一もなかなかいい感じでした。読む前に持っていたイメージと、いい意味で違っていた優しい作品でした。
ナイス ★88 コメント(0) - 2013年8月2日

感想・レビュー投稿者

843冊/268099ページ/331レビュー/女性
プロフィール詳細へ

ミルルンさんの最近の感想・レビュー

ナイルパーチの女子会
柚木さん、痛い人たちを描いた作品何冊か読みましたが、今作は強…続き
トリツカレ男 (新潮文庫)
ジュゼッペの、ただただペチカを想うまっすぐで純粋な気持ち、打…続き
冷蔵庫を抱きしめて
荻原さん、何度か読友さんの感想を目にしていましたが、読んだの…続き
初恋素描帖 (ダ・ヴィンチブックス)
中学生、2年2組20人それぞれの初恋ストーリー。クラスのなか…続き