あきない世傳 金と銀〈3〉奔流篇 (時代小説文庫) - アルピニアさんの感想

五代目徳兵衛として店を継いだ惣次。江戸への出店を目標に掲げ知恵を絞る。幸にも「あんたの力を貸してほしい」といい、まさに同志のような夫婦でうまくいっていたのに・・。最初はちいさな引っかかりなのだが、それがだんだん埋めようのないひび割れ、溝になっていく。しょうもない「ぼん」にひきかえ、女性陣(富久さん、菊栄さん、米忠の御寮さん)の凛とした生き方にホっとする。しかし、いかに才があり、人徳があっても、大阪では「女は店主にも家持ちにもなれない」という掟が。五鈴屋は、そして幸は、この先をどう切り拓いていくのだろう。
ナイス ★59 コメント(0) - 2月17日

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