あきない世傳 金と銀〈3〉奔流篇 (時代小説文庫) - アルピニアさんの感想

五代目徳兵衛として店を継いだ惣次。江戸への出店を目標に掲げ知恵を絞る。幸にも「あんたの力を貸してほしい」といい、まさに同志のような夫婦でうまくいっていたのに・・。最初はちいさな引っかかりなのだが、それがだんだん埋めようのないひび割れ、溝になっていく。しょうもない「ぼん」にひきかえ、女性陣(富久さん、菊栄さん、米忠の御寮さん)の凛とした生き方にホっとする。しかし、いかに才があり、人徳があっても、大阪では「女は店主にも家持ちにもなれない」という掟が。五鈴屋は、そして幸は、この先をどう切り拓いていくのだろう。
ナイス ★68 コメント(0) - 2月17日

感想・レビュー投稿者

272冊/73814ページ/269レビュー/女性
プロフィール詳細へ

アルピニアさんの最近の感想・レビュー

サブマリン
破天荒な陣内さんと振り回される武藤さんは相変わらず。永瀬さん…続き
万葉恋歌―宮田雅之切り絵画集
万葉集の恋歌の中から宮田氏が35首を選び、歌の世界を切り絵で…続き
QED 百人一首の呪 (講談社文庫)
事件の真相よりも、呪や幽霊など現在の科学でまだ解明できていな…続き
探偵・日暮旅人の贈り物 (メディアワークス文庫)
第一シーズン完結編。旅人さんの両親と旅人さんを巻き込んだ事件…続き