あずき9歳

女 11人登録
記録初日
2017年01月29日
経過日数
91日
読んだ本
48冊 (1日平均0.13冊)
読んだページ
15354(1日平均40)
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最近のつぶやき

先日久しぶりに川上弘美さんの本を読んだ。やっぱりすごい書き手だなぁと思い、川上さんが影響を受けたという内田百間の本も読んでみようと、軽い気持ちで県立図書館から取り寄せた。そしたら、このようにものすごく年代物の古書が届いて大変恐縮しております。剥がれ落ちそうなページが多数。こんなドキドキはじめて。
ナイス ★8 - コメント(0) - 04月14日
2017年3月の読書メーター 読んだ本の数:5冊 読んだページ数:1555ページ ナイス数:82ナイス ★3月に読んだ本一覧はこちら→ http://bit.ly/2kTieSE
ナイス ★3 - コメント(0) - 04月02日

読み終わった本(48冊)

騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編
騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編
この小説には3人の父親(あるいは父親かもしれない男)が登場する。偉大な画家ではあるが、実の息子にはほとんど父親らしい態度を見せない雨田具彦。実の娘かもしれない少女を、谷を隔てた場所から毎晩覗き見ている免色。そしておそらく実の娘ではない子を、我が子として育てる決心をする主人公。女性が母親になるのとは違い、男性が父親に「なる」というのは、なんとも難しいことなのだな。「騎士団長殺し」はいうまでもなく「父親殺し」の物語であるけれど、その殺した父親から何を受け取り、何を次の世代に伝えるのか、の物語でもある。
騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編
騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編
妻と別れたところから物語が始まるのは「ねじまき鳥」と共通しているけれど、本作の主人公のいる場所はさらに孤独で、がらんとしている。「騎士団長」が現れるまでの展開は、背筋がひやりとするほど恐ろしかったけど、いざ「騎士団長」があらわれてしまえば不思議と怖くない。魂だとか幽霊だとか神だとか、若い頃はそういう目に見えないものは信じていなかったけど、そういうものが実在するということを、私も歳を重ねるごとにそのまま受け入れられるようになった。そういうものは本当にいる、と感じる人にとっては、それは本当に実在するのだ。
風花 (集英社文庫 か)
風花 (集英社文庫 か)
離婚と関係修復の間を行ったりきたりする主人公夫婦。結婚て、日常って、何だろうと考えさせられる。自分の立場上、テーマがリアルすぎて心が痛い。不倫した夫に対して、単純に憤るわけでもなく、しかし目をつぶって許すわけでもない。傷ついた自分を、なぜ傷ついているのか、自分の言葉で、自分の感覚で探っていく主人公。一般常識とか、倫理観とか、そういったものに自分の感情を支配されはしない、という主人公の(川上弘美の?)強さを感じた。やっぱり川上先生、おそるべし。
太陽の塔 (新潮文庫)
太陽の塔 (新潮文庫)
森見さんの他の小説を読んでいたので、「これが黒髪の乙女の原型か?」と思われる人物など、後の作品との関連を見つけながら楽しく読めた。森見作品未読の方は、このデビュー作から入るとちょっと苦しいかも。後の作品よりも、男子大学生の苦悩といったものが消化されきらずに生々しく漂っている感じ。逆に言えば、ここから『四畳半神話体系』とか『夜は短し〜』に発展していったのだなぁ、と思うと感慨深い。

著者グラフ

最近読んだ著者:村上 春樹 川上 弘美 須賀 敦子 森見 登美彦 内藤正典 小川 洋子 津島 佑子 梨木 香歩 小路 幸也 大和 和紀